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引越しいたします。

世界ウイグル人会議ラビア総裁、北京五輪についての国際社会への公開書簡

2007-12-26 23:27:42 | スポーツ

北京オリンピックに関しての公開書簡
http://www.uyghurcongress.org/En/pressrelease.asp?ItemID=1196692029

Rk0712 

オリンピック競技大会は、歴史的に世界中の人々のための友好、協力、平和および自由の象徴であるとずっと考えられ、オリンピック競技にかかわる人々はそのような崇高な目的のため貢献することを常に目指してきました。

2001年7月のモスクワでの第112回の国際オリンピック委員会総会において、北京は2008年の第29回オリンピック大会の開催国に選ばれました。
それに続き、少なからぬ数のの非政府組織が数多くの国家の政府と同様に、北京に対して人権、民主および自由に関する普遍の原則を遵守するように要請しました。
これらの要望を受託し、中国政府は国際社会に人権状況と民主的自由を改善させることに努力することを約束しました。

不幸なことに、北京の選出の6年以上後となり、中国の人権状況は前進せずむしろ後戻りしているようです。中国政府はその人権と民主の前進に関する約束を守っていないだけでなく、実際はすでに基本的な個人の自由の厳しい抑圧を強めています。加えて、北京政府は直接にあるいは暗黙に、他の国家の政府に人権侵害と民主制への障害の道に続くように勧めています。

最近の北京のオリンピック警備計画の発表はそのの全体主義的支配が中国にいまだ存在していることの1つの証左であります。IOCメンバー、諸外国の選手、外国の高官や職員、そして全ての種類の関係者を含むオリンピック大会に出席するであろう人々の行動と背景の調査に関する秘密書類が明らかにしましたことは、中国政府が同じく、非民主的、強権的政策を常にそうであったように施行しつづけていくことを決心していることです。
その警備計画はオリンピックに参加し随行する人々の人権を侵害するだけでなく、直接に国際法の不履行と基本的なオリンピック原則の違反を構成しています。

広がっている国際的な批判と譴責にもかかわらず、中国政府は中国国境内に住む人々を恐怖で支配しつづけていますし、普遍的に受けいられている人権原則を無視しています。少数派の人々、チベット人やウイグル人は最も中国政府のきびしい迫害の格好の的です。9.11のアメリカへのテロ攻撃以来、ウイグルの人々は国家的テロリズムと民族同化の特に激しい政策に苦しめられています。

中国政府が対テロリズムの名のもとにウイグル人への迫害を固執していることの最近の例は、11月8日に6人のウイグル人、アブデュウェリ・イミン、ムシュタル・セティワルディ、クルバン・マムット、アシュマト・ラシュマン、イミン・ヘフマンそしてパラハット・ヤチュップと言う名の人々が不公平な裁判で死刑と終身刑を宣告されたことです。独立した裁判官や透明性のある司法制度もなく、中国当局は彼らを説得力のある証拠を法廷に提出することなく有罪にすることが出来たのです。

私たちはここに国際的な組織および民主主義諸国の政府に中国政府の基本的人権、国際法、およびオリンピック原則の侵害を非難することを要請いたします。

                                  敬白

世界ウイグル人会議総裁 ラビア・カーディル

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