ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

大串博志さんが出演 中曽根康弘元首相の逝去の深夜 朝まで生テレビ

2019年11月30日 01時42分09秒 | 人物
 中曽根康弘さんが、令和元年2019年11月29日の朝、老衰で亡くなりましたが、その深夜(30日)「朝まで生テレビ」が放送。第一回の放送は中曽根内閣時代だったとしました。

 番組には、立憲民主党幹事長代理の大串博志さんが出演し、討論。


2015年桜を見る会安倍晋三首相枠招待の「ジャパンライフ」前年に消費者庁で「政治的背景による余波を懸念する」と新課長が方針転換していた

2019年11月29日 18時09分33秒 | 第199第200回臨時国会(2019年8月から12月)
[画像]大門実紀史さん、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 日本共産党の大門実紀史・参議院議員は、2015年4月の安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に、マルチ詐欺商法「ジャパンライフ」の山口会長が招かれた件で、前年に消費者庁の新課長が「政治的背景による余波を懸念する」として、立ち入り調査をすべきだとの部下の声をかき消し、呼び出しての注意にとどめさせていたことを示す内部文書を提示しました。

 大門さんによると、消費者庁の取引対策課の職員は2013年12月に当時の課長に「本調査すべきだ」との文書を上げました。2014年5月に、山田課長が就任し、7月に「本件の特異性にかんがみ、政治的背景による余波を懸念する」とした部内限りの文書を配り、立ち入り調査ではなく、役所に呼び出して注意する「召還」の行政処分にとどめるべきだ、と決め、その場で文書を回収。最終的に、2014年9月に文書注意するという不十分過ぎる行政処分にとどまりました。2018年に被害弁護団がジャパンライフの破産申請をすることで、「やっととどまった」と大門さんは指摘。2015年4月の桜を見る会招待状は「ジャパンライフが苦しい時の、最後の荒稼ぎに手を貸した」と批判しました。

 きょう令和元年2019年11月29日(金)は朝から、野党が欠席。与野党国対委員長会談をへて、午後1時20分頃から、審議復帰。参議院だけにおかれている「地方創生及び消費者問題に関する特別委員会」の審議で、大門さんは「法案の審議もあるが、こういう情勢、こういう日ですので、新しい情報も入ってきたので、委員会の所管事項なので質問します」と切り出し「怒りが隠せない問題だ」としました。ジャパンライフ会長の招待番号は「60-2357」だとし、総理枠で招待されたことは明らかだと主張しました。 

今日は早稲田大学鵬志会の年次のOBOG総会

2019年11月24日 18時25分00秒 | その他
 
  早稲田大学鵬志会の年次のOBOG総会に出席。33代幹事長の倉田大輔さんのあいさつ。私は8代幹事長だったので、四半世紀、毎年度ある一定以上の質、会員数を維持していることを確認。全ての関係者に感謝。










[素材]早稲田大学校歌斉唱の音頭をとる、樋高剛前衆議院議員、宮崎信行撮影。

宮崎信行の10年越しの主張、政府が追認、「ローマ法王」から「教皇」に呼称変更

2019年11月20日 23時30分56秒 | その他
[写真]外務省、ことし2019年1月、宮崎信行撮影。

 政府は、今週の、令和元年2019年11月23日(土)の来日から「教皇」と呼ぶことにする、ときょう20日発表しました。外務省ホームページでは言及がありませんが、報道されました(gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-191120X980
)。

 国会傍聴取材を一時停止しております筆者・宮崎信行は、10年前の、2009年6月25日付の記事で、

「Pope(ポープ)は日本語では「ローマ教皇」と翻訳すべきですが、おそらく戦後のいつからか「ローマ法王」と翻訳されるようになりました。「教皇」は天皇陛下の「皇」と同じ文字を使いますから、それを嫌って「法王」と呼ぶようになった、たぶん役所言葉だと私は思います。ローマ教皇は地上におけるイエス・キリストの唯一の代理人であり、天国への鍵をただ一人持つとされています。 」

 と指摘し、「教皇」と呼ぶべきだとしてきました。フランシスコ教皇が38年ぶりの来日。徳仁さまが天皇陛下にご即位されましたが、「皇」の漢字を使うえらいさんが海外にいてもいいのです。

 明仁さまの生前ご退位がありましたが、我々より進んだ欧州では、ローマ教皇ベネディクト16世(ラッティンガー枢機卿)が600年ぶりに生前退位をしたのですから、世界は何でもありの時代になっているのです。
 
 宮崎信行の指摘では「唯一の被爆国」でなく「唯一の戦争被爆国」と言うべきだとの主張も現在は浸透しております。

 自分の影響力をどのくらい維持できるか勘案しながら、もうしばらくの期間、国会傍聴取材からはやや距離をおいてまいります。

本庄知史さんが千葉8区出馬へ、立憲民主党公認 岡田克也さん政策担当秘書

2019年11月13日 04時38分00秒 | 第49回衆院選(2021年10月 岸田続投 枝野辞任)
 本庄知史さんが、衆議院千葉8区(柏市の大部分と我孫子市)に出馬することになりました。

 立憲民主党はきのう、令和元年2019年11月12日(火)の常任幹事会で、本庄知史さんを次の第49回総選挙(おそくとも2021年末までに施行)の公認候補者として内定し、総支部長就任を決めました。

 本庄さんは県連代表とともに、千葉県庁で記者会見しました。

 本庄さんは、京都市立日吉ヶ丘高校を経て、東京大学法学部卒業。東大法学部卒の議員秘書は異色。東大法学部卒は、現在の立憲衆院で現職2名しかいません。

 岡田克也さんからの信頼が篤く、政策担当秘書を長くつとめ、政権交代を経験。岡田さんが外務大臣として初入閣すると、大臣政務秘書官として外務省入り。副総理兼内閣府の大臣として再入閣すると、本庄さんも官邸と内閣府に各々ある大臣室に入りました。閣僚経験の多い議員の政策担当秘書でも、政務秘書官を2つの省で、1年前後経験した人も、意外なことに異例です。

 2009年記者会見オープン化では、大臣記者会見の出席要件の明文化を図りました。霞が関でそれを知っている官僚も今は少ないでしょうが、この文書は、現在の大臣記者会見でも、ひな型となっています。

 政権交代直前の2009年8月には、党の政策調査会の職員と2人でワシントンを1週間訪問。この件は、朝日新聞、毎日新聞でも報じられ、毎日では実名も出ました。1か月後に首相になる人物の「東アジア共同体」とはどういう意味か、国務省の幹部の一人=その後失脚=に詰問される経験もしました。

外務省公式ホームページから引用はじめ]

民主党職員及び政策秘書の8月の米国訪問

(問)既に一部でも報道されておりますけれども、衆議院解散後に大臣の衆議院議員としての政策秘書と民主党の政策事務局の職員が8月に訪米されたと思います。これは民主党幹事長としてどのような狙いで派遣をされたのか(略)

(外務大臣)(略)選挙中に党の職員と私の政策秘書が米国に行ったのは事実です。これは、米国政府の方からの非公式に意見交換したいという申し出がありました。今だから言えることですけれども、政権交代を受けるのを見越してそういう話しだったと思います。こういう事で党の職員を派遣することにした訳ですが、そのサポートとして私(大臣)の政策秘書をつけたということです。

(問)鳩山代表の正式な名代として行かれたのでしょうか。

(外務大臣)勿論、そうです。(略)

[引用おわり]

 本庄さんの地元では、本庄さんより年齢が若い方がすでに当選7回を重ねています。本庄さんは今回公募の落下傘で千葉8区から出馬することになりました。お子さんが手がかからない年齢になったこともあるのでしょうか。

 今春から「議員バッジ嫉妬症」になやむ私としては、暦年で同い年(学年は一級下)の本庄さんは、ノーバッジで一定以上の影響力を持つ仲間として誇りに思っていたのですが、今回、出馬することになりました。私もさきほど知ったばかりです。

 岡田事務所内外の組織の切り回は四日市出身の先輩秘書がしていましたが、本庄さんは霞が関、党本部、メディアを対応する筆頭スタッフとして岡田さんに腹心として長く篤く信頼され続けてきました。本庄さんは岡田事務所を12月末に離れます。

 千葉8区の対抗馬は桜田義孝・元五輪相ということになりますので、かなりきびしいたたかいが予想されます。野党調整統一候補になるかどうか現段階では不明。

 ぜひ千葉8区、柏市の大部分、我孫子市のみなさん、千代田線沿線の方々のご支援を私からもお願いしたいと思います。

(C)2019年、宮崎信行。

【長年のご購読ありがとうございました】国会傍聴記と会員制ブログやめます。 令和元年2019年7月9日夜投稿

2019年11月12日 06時49分19秒 | その他
2019年7月9日夜の投稿で、いちばん上に掲示されるように、フォワードデートしています。
 
ありがとう存じます。
 
会員制ブログ「宮崎信行の今後の政治日程(有料版)」
(https://regimag.jp/b/view/list/blog/65/ )
 
を、再来月、2019年9月末をもって廃刊することにしました。
 
2009年11月から9年11カ月やってきました。しかし、以前からマネタイズには限界を感じていました。「窮乏戦」を勝ち抜く自信はありますが、ここは一度退いてみたいと考えました。会員の方には、レジまぐ社から連絡がいくと思います。
 
また、当ブログの肝である「国会傍聴記」についても、今回、無期限で休止させていただきます。誰にも相談せずに、私1人で決めました。
 
ブログは今後も更新します。
 
2007年8月から11年11か月間続けてきました。その間、極めて高い政策決定力を持つ人も読者となり、私の影響力も大きく増しました。
 
しかし、2014年に閣議決定で憲法の効力が変わってしまったこと。アクセス数は増え続けてきましたが、私のなかでの心のたいまつが消えかかっています。
 
昨年末に私が正式に家業の社長となり、周りの態度も含めて、「見える景色」が変わったこと。
 
私の「議員バッジをつけている人」に対する嫉妬心がおさえきれなくなったこと。
 
不動産賃貸業が面白くなってきて、事業拡大をしたいこと。
 
メディカルコントロールで「やせ薬」を使い効果を得ていますが、このまま減量をすると、疲労回復力が高まり、いつか衆議院議員選挙に立候補できるだろうという医師のオピニオンがでていること。
 
自分のリソースを配分し直そうと考えています。
 
なにとぞ、ご理解いただければさいわいです。これを書いた時点では、お世話になった人に誰も相談も挨拶もしていない状態です。
 
政治ジャーナリストは続けます。

ハンセン病元家族補償金等支給法案は、きょう午前11時ごろに、衆議院厚生労働委員会で起草され、採決へ、今国会成立は確実

2019年11月08日 04時33分07秒 | その他

[写真]衆議院厚生労働委員会が開かれるいわゆる「教室型」配置の衆議院委員室、衆議院分館第13委員室(なお、きょうの厚生労働委員会は第16委員室を使用)、おととし2017年5月17日、宮崎信行が院の承諾を得て、撮影。

 きょう8日の、午前11時前後以降に、「ハンセン病元患者家族に対する補償金等の支給に関する法律案」(200衆法 号)が衆議院厚生労働委員会で起草され、採決される見通しとなりました。

 さらに、「ハンセン病問題解決促進法を改正する法案」(200衆法 号)も起草され、採決されそうです。

 来週のおそらく火曜日の本会議で衆議院を通過し、参議院に送られ、来月、令和元年2019年12月9日(月)までの今国会中に成立するのは確実。

 さる7月、ハンセン病元患者家族が国を相手取った国家賠償請求で、安倍晋三首相が控訴を断念。国敗訴が確定。原告団以外の元家族も含めた、金銭補償の根拠法が超党派でつくられることになりました。

 私・宮崎信行としては、7月9日を最後に、衆参各院の本会議・委員会の審議を一つのページにまとめた「マガジン方式」のブログ執筆をやめました。今次国会では、その影響かどうかは知りませんが、「10月のこの日に衆参両院の予算委員会集中審議がありそうだな」という日程感が8月上旬には分かっていたはずの日程で、質問通告や国会待機をめぐって混乱が生じました。台風が仮に来たら超大型の雨量の多い台風になるだろう、ということも分かっている季節でしたが。

 この問題を継続して追ってきた、司法関係のジャーナリストのSNSをのぞいたら、きょうは講演とのこと。11時頃に立法府で大きな動きがあることはご存じないようす。私も、記者として知っていることを書けないのは、かえってストレスになりますので、6時間半前のタイミングとなりましたが、書きました。

 ちなみに、マガジン形式の「きょうの国会」も、「政府提出法案の経過」と「委員会店開き状況」について数時間準備するだけで、いつでも再開できる現況にあるのですが、もう少し様子を見ます。NTTの解析では前年同月比半減、グーグルの解析では、同8割減のアクセス状況になっています。

(C)2019年、宮崎信行。


中村喜四郎・岡田克也さんら「政治塾」きのうは野田佳彦前首相が講演

2019年11月07日 14時54分11秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]手製のレジュメをもとに選挙戦術をていねいに解説する、野田佳彦前首相、きのう2019年11月6日(水)、衆議院第一議員会館内で、宮崎信行撮影。

 中村喜四郎・岡田克也両衆議院議員らが主宰する「政治塾」の第3回会合が、きのう(令和元年2019年11月6日)、衆議院第一議員会館内で開かれました。

 野田佳彦前首相が、手製のレジュメをもとにていねいに選挙戦術を解説。統一会派「立国社」の衆議院1期生らが熱心に聞き入りました。


[写真]中村喜四郎、野田佳彦、岡田克也各衆議院議員、以下同。


[写真]熱心に聞く、屋良朝博、伊藤俊輔各衆議院議員ら、以下同。





以上です。(C)2019、宮崎信行。