宮崎信行の国会傍聴記

出る杭は打たれるが出過ぎた杭は打たれ無い、そうです。2019年、宮崎信行は忖度の空気の上の雲を突き抜けていきます。

愛野興一郎先生の夢のバトン原口一博民主党副代表が衆予算委に登場 きょうの国会

2016年02月22日 18時01分39秒 | 第190回通常国会(2016年前半)

【平成28年2016年2月22日(月)衆議院予算委員会】

 平成28年度予算案審議13日目、一般的質疑は5回目。

 8分科会の設置と主査選任の一任が議決されました。

 民主党の原口一博副代表が質問。「ラムズフェルドとアーミテージが叙勲したが、安倍内閣ではFMS有償軍事援助が増えている」と指摘しました。防衛省局長は「平成27年度は4705億円で、V-22オスプレイ6機、戦闘機F-35A6機などをFMS(米政府からの輸入調達)で整備している」としましたが、原口さんから「これは28年度予算案の審議だ」と釘をさされました。

 原口さんはFMSのうち、米政府から部品が未納で使えない兵器が多いと指摘。行政事業レビューでも一者応札が多いと問題点を浮き彫りにしました。

【同日 参議院】

 ありませんでした。

 ◇

 民主党の原口一博副代表が世襲議員だと知っていましたか?

 国権の最高機関、衆議院の議事録にちゃんと載っています。

 「きょうは、私は、(略)親子二人でひとつ質問を分担ししたいと思っておるわけであります(略)」

  平成9年1997年2月25日(火)の第140回通常国会の衆議院予算委員会。

 原口一博さんと「親子2人で質問」すると語るこの人物。

 政権交代ある二大政党政治を実現した「新生党」結党35人衆の一人、愛野興一郎先生です。

 佐賀新聞、1994年12月9日付1面。

[佐賀新聞過去記事から引用はじめ]

 原口一博元県議、新進党に入党へ 期衆院選への出馬が注目されている元県議の原口一博氏(35)は八日、東京・永田町の衆議院議員会館に県選出の愛野興一郎代議士(新生党)を訪ね、十日結成される新進党に入党する意思を伝えた。

 原口氏は小選挙区制の導入に伴い、佐賀一区からの立候補を望んでいるといわれ、同じく新進党から一区出馬の構えの日本新党県支部長横尾俊彦氏(38)との候補者調整問題が浮上することは必至の情勢だ。

 愛野代議士によると、原口氏は同氏に新進党入党の意思を伝え、「十日の結成大会にも出席させてもらう」と語った。前回の総選挙で自民党籍のまま、無所属で出馬した原口氏は最近、新生党関係者との急接近が伝えられていたが、新進党への入党意思を伝えたのはこれが初めて。ただ、自民党佐賀市支部には正式な離党届は出ていない。

小選挙区制の佐賀一区からは自民党の坂井隆憲代議士(47)が党公認を狙って活発に動いているのに加え、社会党の緒方克陽代議士(56)の動向も注目され、新進党が候補者を擁立すれば、前回の総選挙同様の混戦が予想される」

[引用おわり]

 それから3年、小選挙区と比例代表でともに議席を得た、愛野先生と原口さんは予算委員会で質問しました。

[国会議事録データベースから引用はじめ]

第140回国会 予算委員会 第18号

平成九年二月二十五日(火曜日)

(略) 

愛野委員 きょうは、私は、この原口君と関連で、親子二人でひとつ質問を分担してしたいと思っておるわけであります。最後に、せっかくお呼びしたわけでありますから、もう時間がなく、若き原口君にバトンタッチしようと思っておるわけですが、通産大臣にお伺いします。

(略) 

○深谷委員長 この際、原口一博君から関連質疑の申し出があります。愛野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。原口一博君。

[国会議事録データベースから引用おわり]

 愛野先生といえば、改革フォーラム21(羽田孜代表)結成時に、勝手知らぬ参議院議員宿舎をローラー作戦し、呼び鈴と間違って非常ベルを押してしまったエピソードはあまりにも有名。

 結果、我々改革フォーラム21・新生党は参議院議員はわずか8名(北澤俊美さんら=今期で勇退)でのスタートとなったのですが、愛野先生の政権交代ある二大政党政治への熱情が形となり、次の通常国会後に、政権交代を実現しました。

 愛野先生は、1997年末、「政権交代可能な二大政党制を目指す」とし、原口さんも「愛野氏と行動を共にしたい」と語りました(1997年12月28日付佐賀新聞1面)。

 原口さんは一人ではありません。

[佐賀新聞過去記事から引用はじめ] 

愛野、原口氏は鹿野氏に同調

1997.12.28 佐賀新聞 総合(1面) (全387字) 

 新進党の愛野興一郎代議士(比例九州)は二十七日夜、「鹿野道彦氏らの新党結成に参加する」と明らかにした。愛野氏は小沢氏の党運営を「トップダウン方式で独善的」と批判、「”保保連合”志向の小沢氏とはたもとを分かち、自社さの連立政権に代わる政治勢力の結集を目指したい」と新党参加の理由を説明した。また、両院議員総会を欠席した原口一博代議士(佐賀1区)は同夜、電話で愛野氏に対し「愛野氏と行動を共にしたい」と”鹿野新党”への参加意向を表明したという。

 愛野氏は二十七日の鹿野派幹部会の席上、鹿野新党参加を最終決断した。愛野氏は「三年前の新進党結党は政権交代可能な二大政党制を目指した。しかし、いつのまにか自民党との”保保連合”志向に変わってしまった」といい、今回の新党結成で新進党の立党の精神に立ち返って、太陽、民主、フロムファイブなどとの野党結集を目指していく考えを示した。(高井)

[佐賀新聞過去記事から引用おわり]

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