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【ニュースサイト】宮崎信行の国会傍聴記

【第26回参院選・全国比例】「NHK党幹事長」がNHK日曜討論で「暴露系ユーチューバー」「岸信介はCIA」など自民・公明・維新に対する独自の見解を披露し、歌も歌う、ツイッター「支持やめる」複数

[写真]NHK放送センター=東京・渋谷区筆者撮影、日曜討論は千代田区の報道局分室スタジオを使用。

 第26回参院選の最初の選挙サンデーのきょう2022年6月26日、NHKは「日曜討論参院選9党幹部に問う物価高・安保・憲法」を放送しました。

 3年前に立花孝志党首が初当選して政党助成法にもとづく政党となった「NHK党」は、今回は立花さんは出ず、黒川敦彦幹事長(非議員)や暴露系ユーチューバーのガーシー候補らを擁立しています。

 黒川幹事長はきょうの番組で、物価高で意見を求められた際は「世界中が金融緩和をし過ぎている」との見解を述べました。

 その後、「安全保障」について問われた際、ガーシー候補が再生回数を増やしてスポーツ紙でも取り上げられた、有名芸能人の芸名を具体的に上げて「淫行疑惑がある」「マスコミで一切取り上げられていない」と発言。NHK解説委員からテーマに沿った発言をするよう求められると、安保だとし「権力を持つ人はもみ消そうとする」と主張をずらしました。

 その後、憲法改正について問われると、黒川幹事長はさらに主張をずらし「サイレント・インベージョン」という聞きなれないキーワードを出し、「安倍晋三元首相の祖父、岸信介はCIAのエージェント」「創価学会と中国共産党は関係がある」「日本維新の会と中国共産党も関係がある」との独自の主張を展開したうえで「全部安倍のせいだー」「おじいちゃんはCIAエージェント」というテーマを盛り込んだ自作とみられる歌を歌いました。

 これについて解説委員は、テーマに問った発言と個人名を出さないよう求めました。自民党の茂木敏充幹事長は「民主主義はルールを守ってほしい」、公明党の石井啓一幹事長は「団体名を出さないでほしい」、維新の藤田文武幹事長は「京都の街宣でもめ事があったが、立花党首の謝罪があったのでおさめたばかりだ」と、国政政党の土俵で対応しました。

 一連の行動については、ツイッターなどSNSで「面白い」やNHK解説委員の静止を言論弾圧だと示唆するような書き込みもありますが、もともとの支持者とみられるアカウントから「投票するのはやめたい」との意見が複数書き込まれており、こちらが大勢のようです。また、物価高のテーマを問われてもっともらしい話をしたのに、安全保障のテーマを機に、話の内容を徐々に変えたことを「陰謀論だ」と分析する向きもあります。

 政党・報道機関の複数の情勢調査では、N党は0議席だったり、1議席の獲得予想が出ており、仮に1議席の場合は、ガーシー候補が優勢ではないかとの調査が出ていました。

 選挙に影響した場合は、大量の候補者を擁立して、現職地方議員も多く在籍する「N党」の政党要件が3年ぶりになくなる公算もあります。

 以上です。
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