【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【2022年前半の国政統一補選】参議院石川県区(奇数組)のみ、きょねんの局地的野党圧勝→全国いっせい総選挙で自公堅勝の皮肉もあり、静かなたたかい

2022年04月07日 11時57分17秒 | 国政統一補欠選挙
 半年に一度の国政統一補欠選挙がきょう令和4年2022年4月7日(木)スタート。現職の石川県知事選転出(落選)による石川県区(奇数組、2025年まで)の補欠選挙が告示されました。

 報道や立花さんのツイートによると、自民党公認・公明党推薦の宮本周司さん、立憲民主党公認・社民党推薦の小山田経子さん、共産党公認の西村ひろしさん、NHK党公認のさいとう健一郎さんの4名が立候補しました。投票日は17日後の4月24日(日)で定数は1。

 このうち自民の宮本さんは比例の奇数組で残り任期3年3カ月ありますが、「商工会青年部」の全国会長になる前は石川の人ですので、立候補しました。今朝の時点では現職で、立候補に伴い前職になったと思います。

 宮本さんの自動失職により、中田宏・元衆議院議員が繰り上げ当選する見通し。

 1年前は、第一声に、自民党は佐藤勉総務会長、小渕優子選対委員長代行(現在は企業・団体本部長)、後藤茂之県連会長(現在は厚労相)、石井準一参議院幹事長代理らが詰め掛けました。立憲民主党も福山哲郎幹事長(参議院議員)が現地に足を運びました。

 が、きょねんの補選・再選挙では、局地的補選に野党は圧勝。これでバネが利き、全国いっせい総選挙では自民党と公明党が議席を減らしながらも単独過半数を大きく上回るという皮肉な結果となりました。

 穴が開いた自民党前職は1人区に2人立候補し、67・2%で当選していました。

 このため、今回は与野党とも総力戦とはならないようです。

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