
[写真]取材を終えた筆者。
きょう午後5時から、立憲民主党財務金融部会で、M M T派の最大の論客、藤井聡京大大学院教授が講演するという記事が大反響だったので、直接取材に行きました。
部会は1時間10分。国会議員から「黒田日銀総裁も、積極財政論者ですか」と質問され、藤井先生は「黒田さんは金融緩和ありきで、積極財政論者ではないと思う」という趣旨の回答をしました。
部会後に筆者の取材に応じた、藤井先生や、桜井周部会事務局長によると、立憲系列の各種会合の出席は、およそ4回目。「内閣官房参与を辞めてから来やすくなった。自民党の方にはずっと行っているので。裏千家を行くような感じだ」として、立憲系にも広めたいとしました。桜井さんによると前回の講師は「オーソドックスの先生」で、今後は部会の枠を超えて招きたい意向。
部会は、質問したい国会議員は衆議院第二議員会館第一会議室に行き、聞くだけの議員はzoomでという三密回避策のもと開かれました。
幹部では、原口一博副代表兼国会対策委員長代行が参加。以前から消費税を下げる方向性の議連を主催する福田昭夫さんや、金曜日の本会議質問がSNSで批判された階猛さんも参加。
現地の議員は、10人程度でした。3党合意に関わった議員の参加はありませんでした。出席議員から「ここにいる議員の3分の2は、藤井先生と同じ方向を向いていますよ」との声も出たそうなので、まだまだ道は険しそうです。
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