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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

[国会トリビア]日本共産党・志位和夫党首が衆議院壇上で中腰になるホントウの理由とは?

2013年01月31日 15時55分24秒 | 第183通常国会(2013年1~6月)附則・附帯決議

 国会トリビアですが、これはもう、呆れた実態としか言いようがありません。

 複数回当選している衆議院議員ならみんな知っています。しかし、国民に隠しているわけではなく、呆れてしまって、一々国政報告会やブログで発信していない情報です。

 衆議院本会議(2013年1月31日)に登壇した日本共産党の党首(幹部会委員長)である志位和夫議員が演説を終えて、降壇するときの姿をご覧ください。


[画像]雄弁をふるう、日本共産党党首の志位和夫氏、2013年1月31日(木)、衆議院本会議、衆議院インターネット審議中継からキャプチャ。


[画像]演説を終え、中腰になりながら、首相ら閣僚に礼をする志位和夫氏、2013年1月31日(木)、衆議院本会議、衆議院インターネット審議中継からキャプチャ。


[画像]中腰になり、左後ろを向いて議長に礼をする志位和夫氏。なお、きょうの映像をうまくキャプチャできなかったため、第181臨時国会の映像からのキャプチャ画像のため、議長は横路さんです。ご了承ください。赤囲みは筆者。

 ごらんのように、テレビ入りで雄弁をふるった志位氏ですが、演説を終えると、に中腰になって右を向き、首相ら閣僚に礼をして、左後ろに体をひねり議長に礼をして降壇しています。

 なぜこのような極めて不自然な動きをするのでしょうか。志位氏に限らず、日本共産党の衆議院議員はみな同じようにしています。毎度のことなので、たまに1人がヤジを飛ばして注意する程度にとどまっています。

 これはすべて、国旗が視線に入らないようにする。というそれだけの自己満足なプライドに基づくものなんです。

 十五年戦争(太平洋戦争、大東亜戦争)の反省は、私たち今を生きる日本国民全員が共有しなければいけません。しかし、衆議院本会議場で国旗に礼をしたら、日本は大陸などに侵略戦争をする国になるのでしょうか。だったら、日本共産党は衆議院選挙に立候補せず、どこかに共和国でも建国したらどうなんでしょうか。だめだ、こんな政党、国政に送っちゃ。

 一方、きょうの衆議院本会議ではついに社会民主党(社民党)が登壇しませんでした。第46回衆院選で沖縄2区の照屋寛徳さんが圧勝しました。そのほかは大分県連(村山富市顧問)で重野安正前幹事長の健康上の理由での不出馬でピンチヒッターをつとめた前秘書が比例九州で復活当選しただけで、わずか2議席。


[写真]取り壊しが進む社会文化会館(日本社会党本部、社会民主党本部)、2013年1月28日(月)、筆者撮影。

 国会議事堂参議院側の三宅坂を下った皇居前にあった、社共の牙城「社会文化会館(社民党本部)」が名実ともに取り壊されています。この状況にあっても、国有地であるここに、社民党党首の顔写真をあしらったポスターが張りっぱなしで見識を疑います。スローガンの「生活再建」・・・いったい誰の生活を再建するのか。

 まったくかわいそうに思う必要はありません。ベルリンの壁崩壊から25年間。戦後3度にわたり政権を担いながら、すべて衆院選で国民の信を問う前に途中で投げ出しました。

 社共に議席を与えないよう、衆参とも比例代表に7%程度の足きりルールをつけるべきです。

 貧しい人への政治。それはまず、右手を使って財源をとってきて、左手で手当てする。そういう改革政党が政権を担わなければスタートしません。それが民主党です。

  では「戦争をしない」政治は誰がやるか。それは自民党と民主党の二大政党がしっかりとチェックし合い、平和と福祉の公明党、日本維新の会、みんなの党がにらみ合いながら物事を決める緊張感と情報公開ある国会。それがあれば、日本が大陸や太平洋諸島に侵攻し、戦争するわけがありません。アメリカ・イスラエルと、日本は国際的・地政的におかれた状況は違います。

 社共を根絶やしにしないと、社共だけでなく、日本全体が歴史の歯車から転げ落ち、時代から取り残され、孤独死しかねません。

 社共リベラルの左翼団体の甘い言葉に誘われる人は、さみしい生活環境に同情する面もありますが、心が弱く、だらしない人です。日本共産党の機関紙「赤旗」は原稿料が高く、唯一の収入源という漫画家などもいるようです。しかし、それよりもっと安定した、自治体による生活保護制度があるのですから、社共に見切りをつけるべきです。「王様は裸だ」と言えない人と同じです。子々孫々に迷惑をかけることを自覚すべし。

 国会の中で、自民党と民主党が戦争をしていれば、国会の外で戦争が起きることは絶対にありませんから。何もしないことが「平和」ではなく、国民が民主政治のしくみを能動的につくることが「平和」です。 日本国民全員の総力を結集して、社共リベラルの息の根を止めましょう!

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