安積明子さんの「野党共闘(泣)。学習しない民進党を待ち受ける真っ暗な未来」は読みごたえがある

2016年11月08日 20時18分15秒 | マスコミ批評

 ジャーナリストの安積明子(あづみ・あきこ)さんが、

 「野党共闘(泣)。学習しない民進党に待ち受ける真っ暗な未来」を出版されました。

 出版社は、ワニブックスPLUS新書で、奥付では、出版日は2016年11月25日、とちょっと先につけてあります。

 「健全な野党が存在してこそ民主主義は機能します」とする安積さんは「政権交代が可能な状態ならば、与党も緊張感を持つ」と指摘しています。

 そのうえで、蓮舫代表率いる民進党が政権をとれるかどうかを第1章で詳述。民進党は分配経済により経済成長をめざすとしているが、アベノミクスの「支持率が高いのはなぜなのかを理解していないのでしょう」と批判しています。その一方で、玉木雄一郎さんの子ども国債を「国富の形成にとって最重要な要素」と手放しで評価。蓮舫新代表周辺が玉木さんの人事処遇で繰り広げた権謀術数が生々しくルポルタージュされているほか、これに先立ち、蓮舫さんが山尾志桜里さんと一緒に写真に写るときの、蓮舫さんの振る舞いなどが紹介されています。

 野党共闘(泣)ですので、日本共産党にも多くのスペースを割き、第24回参院選の党本部の雰囲気の再現や、毎年度の党収入と党員数の減少について、年を追って解説しています。

 公明党も、党本部のようすや、国会議員の高齢化に言及。新進党が解党してから、自民党との関係を深めるまでの様子を、ジャーナリストに先立つ、新進党議員政策担当秘書の体験もまじえて書き込んでいます。

 なにより注目は、32ページ以降。



 「不自然な岡田氏の代表選不出馬表明」という見出しで、日本政界最大の謎となった、7月30日の岡田克也さんの謎の代表選不出馬表明の裏側に迫りました。

 定価は830円(消費税別)。

 このエントリーの執筆者、評者は宮崎信行でした。 

 このエントリー記事の本文は以上です。 

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