岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ネットで観る『精神0』想田和弘監督作品 「仮設の映画館」、5月2日から

2020-04-22 20:26:53 | 新型感染症

いつものように6時過ぎからテレビ(KSB)をつけていると、突然、市内の映画館が画面に映ってびっくり。

慌てて、据え置きのカメラで撮影をしました。

いまや危機的状態のミニシアターへ、想田監督からの支援の手が届いています。

新しくて、とても意味のある企画です。

マニュアルカメラのために、ピントを合わせるしか時間がなかったのでフレームが定まっていません。

ご容赦ください。

番組はシネマクレール丸の内(岡山市)の映像から始まりましたが、

準備が間に合いませんでした。

では、電子紙芝居です。

シネマクレール丸の内の劇場入口です。

スタッフの方です。お客さんが少ないことを話されています。

シニアのお客が外出を控えています。

映画博士として地元では有名な浜田支配人です。

27日から休館です。

想田監督は、岡山で観察映画を創り続けています(ニューヨーク在住)。

ネットを通じての取材です。

peace(2011年)

監督の義父の方の観察映画だったと記憶しています。

奥さんです。初めて拝見しました。

奥さんの実家が牛窓でした。牛窓では「牡蠣工場」「港町」が撮影されています。

最新作は、5月から上映予定だった『精神0』。

精神0
監督:想田和弘
出演:山本昌知、山本芳子
2020年/日本・アメリカ/128分
観察映画第9弾
世界で絶賛された「精神」(08年)の主人公の一人である山本昌知医師が、82歳にして突然「引退」することになった。山本のモットーは「病気ではなく人を看る」「本人の話に耳を傾ける」「人薬」。様々な生きにくさを抱えた人々が孤独を感じることなく地域で暮らしていける方法を長年模索し続けてきた。彼を慕い、「生命線」のようにして生きてきた患者たちは戸惑いを隠せない。引退した山本を待っていたのは妻・芳子さんと二人の新しい生活だった…。精神医療に捧げた人生のその後を、深い慈しみと尊敬の念をもって描き出す。
病とは、老いとは、仕事とは、夫婦とは、そして愛とは何か?

※シネマクレール丸の内のホームページの映画案内から

山本医師の引退に戸惑う人々。

岡山市内にあった診療所前で。

デジタル配信は映画館にも2分の1入る仕組みです。

シネマクレール丸の内です。

放送局スタッフが監督にネット取材です。

日本のミニシアター文化がいかに貴重か。

続きます。

仮設の映画館サイトはこちらです。

http://www.temporary-cinema.jp/seishin0/

ご覧いただきありがとうございました。

 



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