
岩清水日記 第一日、2004年11月4日は世界の歴史の分岐点でした。
ブッシュが2期目の当選を確定していた。
これは現国務長官のケリー氏が敗北を認めたことによる。
大接戦だった。
「極僅差」の選挙結果にアメリカは大揺れでした。
結局、ケリーが矛を納めた。
イラク戦争の真っ只中。今も現地で支援活動する高遠菜穂子さんらがファルージャで拘束された年だ。
あのバッシングはなんだったのか。
その後、高遠さんは、彼女を見捨てた日本から軸足をイラクに移し弱者のために働いている。
彼女こそ、一流の人間だ。
彼女をバッシングし傷つけた日本人は、自分の行ったことなどとっくに忘れているだろう。
人間のクズとはこのような輩のことだ。
少し熱くなってしまった。
私にはあのようなバッシングは絶対許せないことなのです。
高遠さんは日本の誇りだと思う。
本当に素晴らしい人だ!
![]() | 戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれない |
高遠 菜穂子 | |
講談社 |
サッチャー政治は死んでも認められない日々だが、イラク戦争時の米日首脳も同じ憂き目にあうだろうね。
おっと、ケリーさんの話。
ブッシュに敗れて8年半。
見事に復活した。
そして、思う。
あの時、彼が大統領になっていたなら、世界は別の道をあゆんでいただろう。
少なくとも、ブッシュよりマシな道だったに違いない。
ケリー氏の活動に思った。
※奈良・東大寺南門 金剛力士像 said
理不尽なことには怒るよ!