中村朋子 着付教室

湘南 茅ヶ崎で着物の着付をお手軽に

国際セラピードッグ協会

2015-08-03 14:25:01 | 着物
昨日国際セラピードッグ協会から

セラピードッグ・チロリの本を頂きました。



そもそも当教室開設のきっかけは

3・11の東日本大震災です。

あのような歴史的な自然大災害が起き

被災地や被災された方々を日々報道で拝見し

こんな何も取り柄のない自分が今、

生かされていることを確認したい・・

そして何か役に立つことは出来ないのか・・と

思ったからです。

開設当初は福島県動物救護本部に支援させて頂いていましたが

各地から長期に渡り支援が集まり

幸運にも残された動物達を保護・育成するに

充分な金額になり一昨年に寄付金受付口座が閉鎖できる

運びとなりました。

その後こちらの国際セラピードッグ協会に・・

数か月のちにピース・ウィンズ・ジャパン(PWJ)の

2団体への支援を続けさせて頂いています。

しかし当教室の力は余りにも小さく



年間の金額で言えば福島の仮設住宅でのセラピー活動2回分程です。

でも全国から集まる力の一端でも担い、少しでも

お役に立つことが出来ればと思っています。

勿論、教室としてだけではなく生徒さんの中には

個人的に施設にボランティアでお手伝いに行かれたり

ご寄付もされていらっしゃいます。



このような保護された動物達をセラピードッグ・災害救助犬・盲導犬・聴導犬などに

育成することは、それこそ虐待ではないのか・・・というお考えを

耳にすることが稀にありますが

私個人的にはその様な思いはありません。

そのような訓練に適性を持った犬達が選ばれ

そのような仕事に携わる救助隊員の方々や施設で仕事をされる

スタッフの方々と同じように日々訓練を積み、勉強をしている

仲間ではないかと考えているからです。





訓練を受けた犬達は人間の奴隷ではありません。

同じ仕事をされる方々と同じ目的を持ったバディーだと

思うのです。





セラピードッグについては「動物介在療法」として

記憶を取り戻したり、動かなかった手足が動くようになったり

高度に訓練された動物を介して「治療」を目的として

活動され大きな成果を上げています。


 


被災された方々や病気などで辛い思いを

されている方々が少しでも楽になられることを

お祈り申し上げます。



また、現在一家庭が持つ子供の数よりペットを飼う数が

上回ったそうですが

一つの命を預かったことに、家族の一員として

迎え入れたことに最後まで人として責任を持って

育てて頂けますことを。

そして一日も早く殺処分される動物達が

なくなることを心から願っています。




国際セラピードッグ協会様

御心遣いを頂きましてありがとうございました。











加賀小紋

2015-08-01 21:54:36 | 着物
8/11まで日本橋三越で行われている

加賀小紋作品展に生徒さん達と行って来ました。
(皆さん暑さに負けずお着物です!)



二枚の型を使い精緻な技で糊置きをして染め上げます。


日本工芸会正会員 坂口幸市氏の

実演と作品解説もして頂けます。(明日まで)

 

江戸小紋と同様に家紋を入れフォーマルとしても

着用出来るとのこと。



ランチは新館12Fの代官山ASOで。

 



パンもとても美味しかった!




生徒さんからのリクエストというところが

嬉しい限りですが

日本橋まで来たのであれば・・・ということで

銀座庵と銀座つむぎやにも寄らせて頂き

またまた目の保養をさせて頂きました!




*ブログ掲載はご許可を頂いています。