齋藤百鬼の俳句閑日

俳句に遊び遊ばれて

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

今日出会った句(ひらかなの力)

2010年04月06日 | Weblog
 まさをなる空よりしだれざくらかな  富安風生

この句を漢字で書いたら名句にはならなかっただろう、というようなことを草間時彦が書いていた。

 真青なる空より枝垂桜かな

たしかにそうだ。枝垂桜を詠んでいるのだが、空が漢字で強調されて、その青い美しさに焦点が移り、翻って桜が一層美しくみえてくる。
これを「芸」というのだそうだ。世阿弥流に言えば「花」であろう。
プロの俳人は、句を作るに当たって、色紙に揮毫を求められた時、どう漢字とひらかなを按配したら映えるかまで計算するというが、揮毫など所望されることなど永久にない僕だが、すこし無頓着すぎたようだ。
コメント   この記事についてブログを書く
« 無題 | トップ | ペコちゃんも新一年生 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事