彼は比例選出の衆議院議員だから、辞職すれば、同党の次点候補が繰り上げ当選となる。
山本太郎氏の1人人気での集票党としては議席数を増やす手段としては最良。
しかし、常識的には、法の目をかいくぐるような、テクニック的な選挙戦は受け入れ難い。
しかし、彼は、参議院特有の絶対有利な全国比例でなく、都道府県選挙区からの出馬と明言した。
その辺が山本太郎氏・れいわ新選組の熱狂的支持者がいる理由かも知れない。
氏は、国会内では数が絶対との事は理解している。にもかかわらず、絶対安全な全国比例でなく都道府県選挙区から出馬すると言う。
国会では数が絶対だから議席を増やす為に衆議院議員を辞職して参議院に出馬する。
でも、やり方がしっくりこない。狡さを感じる。
しかし、安全な全国比例ではなく、選挙区から出馬します。
おー、カッコいい。漢だねー。
となってしっくりこない、狡さを忘れさせ、熱狂的支持者も納得してしまう。
彼は役者以上に人心を掴むに長けた人。
政治家には必要なセンスを持っている数少ない人間なんだろう。
