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国会議事堂前〜永田町

国会質疑、伝わらない野党の追及。対する与党のメディア戦略。

野党は
「自民党の揚げ足ばかり」、
「能無し」、
「支持に値しない政党」
等々の声を良く聞く。
しかし、それは、永田町・霞ヶ関の制度を見ている側の国民が理解していないから、質問している議員さんの思いと、見ている側のギャップによるモノも多々ある様に思われる。

例えば、官僚組織の課長補佐と民間企業の課長補佐では、組織内での仕事における立場が圧倒的にちがう。
それを理解した上での質問をした野党議員さんは、
「してやったり!参ったか?」
と思うのだろうが、国民がそれを知らない事を知っている与党側は、課長補佐クラスが何が出来る?民間企業の課長補佐クラスの位置での答弁をする。
見ている側の国民も、
「そうだよなぁ、補佐だもの、課長が行ったらまずいから、補佐出して逃げたんだろう、良くある事だ。」
と理解して、野党は所詮、課長補佐追及止まりの下っ端政党、支持するに、政権を任すに値しない。」
となる。

そこに与党側は、通常絶対に軽々しく許認可申請企業の陳情接待など行くはずのない上層部の官僚さんに、わざわざ
「飲み会を断らない○○」と
さも、利害関係だろうが、同僚だろうが誘われたら行くのが官僚として出世の基本みたいなビデオをマスコミに流して、ケムに巻く。

国民の民度と永田町・霞ヶ関の独特の制度を知り尽くした与党が一枚上手と言う事だ。

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