今日はやっと智姉といっしょに父のお墓参りに
行ってきました。
霊廟の中に入るとし~んと静まり返っていて
落ち着いた気持ちになりました。
えっと、ええっと2区3列4番・・・。
たしかこっちのほう・・あっあった Y家のお墓。
観音開きを開けると父の遺影が!
孫を抱っこして最高の笑顔でうつってる写真。
父はいつも笑っていた。
いまにも写真の中から飛び出してくるんじゃないかって
思うほど素敵な笑顔だ。
父は生い立ちが複雑だったのに母と結婚して
とても幸せになって仕事でもすごく頑張って
いい一生を送ったのでしょうね。
何より私たちはこの笑顔を引き継がなくては
ならないと思う。
「笑う門には福来る」、誰でも知ってることわざだが
いまどれだけの人間が笑えて暮らしているのだろうか。
福があるから笑うのか、それとも笑うから
福が寄ってくるのか。
笑うって何なのか。
許すこと?
やさしさであることは間違いないだろう。
しかし私はよく父とケンカをした。
ほんとうによくケンカした。
そのたびにいつも許してくれる父だった。
こどもの私にはこのやさしさがをすごく恐かった。
いつかドカ∼ンと来るんじゃないかと恐れていた。
でもそれはいつも裏切られた。
父はまたいつもの笑顔のままだ。
今思えば思った以上に父は人間が出来ていたんだ。
父が生きているうちに返せなかった恩を
これから一生懸命返していかなくちゃいけない。
またときどき手を合わせに行きますね。
父上、雲の上でのんびり休んでください。
ほんとうによく働いてくださいました。
母のことも大切にします。
またね。
というわけで無事お墓参りしてきました。
みなさんもお墓に行ったらご先祖様といろいろ
お話してきてください。
いい歌ができそうです。