元気いっぱいの新老人の ツッパリ発言

団塊の世代のちょっと先輩。75歳を過ぎ、今の世の中がこうなったのも、少しは責任があるのかなと反省をこめての前向き発言

新富裕層と言われる人達の実態。NHKスペッシャルを視て。

2013年08月19日 16時25分14秒 | 日記
 昨夜(18日)のNHK特集の”新富裕層”vs 国家~富をめぐる攻防~を視ました。

 資産100万ドル(約1億円)以上の資産を持つ新富裕層と言われる人々が、世界に1100万人いると言う。そのうち日本人も190万人いるらしい。

 米国の新富裕層はプエルトリコに移住する人が多い。日本の新富裕層は好んでシンガポールに移住すると言う。

 その理由は株式売却税や法人税が、米国、日本に比べて圧倒的にゼロか低いのだ。

 カメラはその新富裕層の人々の優雅な生活をドキュメントしていたが、その収益源は株の取引や不動産販売、上場仕立てのIT企業家等であった。

 筆者から見ると、そこに映っていた人々はカネを増やす事に猛烈な執念を燃やし、はっきり言って国家意識などはゼロと言ってよい。

 またそのような金の亡者に超高級な住居や物品を販売する事により、その収益目当で富裕層を呼び込み、国を生かしていこうとするプエルトリコやシンガポールが彼らを後押ししている実態である。

 しかし、当然のごとくシンガポール等の現地人との間に軋轢が生じる。

 一方で移住と言う形で逃げ出だされると米国や日本は大きな税収減をもたらす為に、必死で税の確保に知恵を絞る。

 新富裕層の言い分は「頑張った我々から税を絞り取ろうとされるのでは報われない」と反発する。

 だが頑張って生きているのは彼らだけではない。彼らよりはるかに少ない賃金しか得られなくても、税金を支払っている我々には納得しがたい、わだかまりを感じざるを得なかった。

 しかも、かれらが頑張っていると言っても、デスクの前のPCの数台のディスプレイの株式の動きを見て、売り買いしているだけの事である。

 番組の中で取引の判断ミスで、あっという間に1億の損害が発生し、頭を抱えている場面があったが、不動産取引にしてもシンガポールの不動産の急上昇と言うバブル期待の商売であり、中身から言うと、彼らが巨額の収益を上げている実態も、米国や日本政府の景気上昇政策などをうまく利用しているだけで、数10年と続くような地についた事業を行っている従来の経営者層とは、基本的には異質の人達だと筆者は思いました。

 しかし、こうした巨額の収益を上げている層がいる事を知る良い番組でした。

(以下にNHKの番組紹介を貼り付け)
"新富裕層" vs.国家
~富をめぐる攻防~

総合2013年8月18日(日)
午後9時00分~9時49分

 “リッチスタン”とは、米ウォールストリート・ジャーナル紙などで、富裕層を専門に取材してきたロバート・フランク記者の造語で「資産100万ドル以上の新富裕層たちが集まる仮想国家」を意味する。“リッチスタン人”は、世界に1100万人。この10年で5割も増えたという。リッチスタン人は若く、勤勉。

既存の国家に依存しないという哲学を持つ。母国にはこだわらず、ビジネスに最も有利な国や地域を選んで居住する。
いま日本の新富裕層が向かうのはシンガポール。税負担は日本の半分以下、高度な通信インフラや金融システムを整備し、新富裕層を世界各国から呼び込む政策を打ち立てている。
番組では、シンガポールに暮らす日本人新富裕層やアメリカの新富裕層の動きに密着。彼らは世界経済にどのような影響を及ぼすのか、富を再分配し社会の公平性を守る国家とはどうあるべきなのか、探っていく。
(以上で貼り付け終わり)
 
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