トランプ大統領は、直近に中国習近平最高主席と長時間電話で会談を行い、貿易摩擦の解消に向けて話し合い、合意に達したという。
11月7日の米国中間選挙が近づき、トランプの強固な支持者に対する発言がエスカレートしていたが、一方で中国との経済戦争が、ビジネスに悪影響をもたらしている経営者層からの、制裁緩和の要請も多く届いていた可能性もあるだろう。
多くの経済専門家が、米中経済戦争は2019年にも続くだろうと予測されていた。
ただ今月末に予定されているアルゼンチンでのV20会議に、トランプー習会談が行われるという情報があったから、その事前の電話会談であったのかも知れない。
日本にとっても、米朝の貿易戦争は利点は何もない。
安倍首相と習近平主席の会談が、役立ったのかは筆者には分かりかねるが、エスカレートする米朝の貿易摩擦は、一日も早く解消して欲しいものだ。
今日の日経平均株価が急騰しているのも、貿易戦争の緩和を先取りしているのかもしれない。
(ブルームバーグより貼り付け)
トランプ大統領、米国は中国と貿易に関して合意に達するだろう Alyza Sebenius 2018年11月3日
トランプ米大統領は2日、米国と中国が貿易摩擦を解消するための合意に達すると考えており、そうなれば両国に有益だろうと述べた。
大統領はホワイトハウスで、今月末からアルゼンチンで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に際して、中国の習近平国家主席と夕食を共にすることも明らかにした。
同関係者のうち2人によると、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表はG20の際に貿易に関する合意を追求することに難色を示しており、他の閣僚に懸念を表明した。同代表のオフィスにコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。
(貼り付け終わり)