元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

人手不足はいつまで続くのか

2017年08月26日 12時14分10秒 | 日記
 最近は、団塊の世代高齢者の職場リタイアも多く、景気がそんなに良いという訳でもないが、人手不足の傾向が続いているようだ。

 当然の結果として、高齢者の労働力を期待して、各職場で再雇用や新規採用も増えている。

 これからも、こういう労働環境が続くのかと思いきや、一方では仕事のIT化、自動化も急速に実用化が進んでいるようだ。

 例えば、身近なところではスーパーのレジ作業一つを見ても、今までよりも効率化が図られていると筆者は思う。

 ほんの数年前までは、人力作業でレジは個々の金額や品物の分類を打ち分けていた。

 その後はバーコードを読み取るスキャナーによって単価の打ち込み作業は必要なくなり、レジの速度も上がっていく。

 今もどんどん新型のレジ機が開発され、筆者が良く行くスーパーでは、従業員はスキャナーでバーコードを読み取る作業だけ、個々の支払いは客がディスプレイに表示された金額に対して、ATMのようにお金を投入して、支払いを済ますところまで、自分で行うようになっている。

 考えようによっては、客に仕事の一部を負担させているようなものだと思うが。(笑)

 もっと新しい方式では、カートに乗っている商品を全て、瞬時に読み取ることができると言う。

 そうなると、支払い場所あたりに、ほんの少しの従業員がいるだけで事足りることになる。

 ことほど左様に、今はあらゆる仕事の自動化を、真剣に研究していると聞く。

 自動車の自動運転も、ほぼ完成の域に近づいているようだ。

 トラックやバスといった輸送手段が、自動化によって安全運転や、長時間運転も可能になるといえるだろう。

 今まで、人力でないと必要不可欠と思われた仕事が、自動機械に置き換わる可能性は、急速な人手不足を迎えて、今後どんどん加速するかもしれない。

 そうなれば、再び高度な技術をスキルとする人でないと、良い仕事が無くなる世の中が来ないとも限らないように思う。