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都議選の結果は、自民党の大幅議席消滅にはなったが。

2017年07月03日 14時38分19秒 | 日記
 都議選の結果は、都民ファーストの会が大善戦。自民党は事前予想よりも、大幅に議席を失った。

 筆者は、今回の結果を見て、無党派層が今の安倍政権の危険性を感じて、今後も国政選挙で投票に参加すれば、安倍自民党の大勝は阻止できる可能性もあるとみた。

 あとは公明党というか創価学会員の力だろう。 今回の都議選では都民ファーストとタッグを組んだ。その結果であろう自民党は大きく票数も議席も失っている。

 国政でも自民党の本来の得票数は、創価学会員の支援がなければ元々そんなに多くなかったのではないかと筆者はみている。

 今の安倍政権を生み出した原因は、皮肉にも公明党の安倍政権支援の結果であったせいではなかったかと思うのだ。

 過去の衆参選挙でも創価学会員が、公明党の擁立してない地区では、自民党議員の票の嵩上げになっていたのではないかと筆者は思う。

 それだけに、筆者は公明党という鵺(ぬえ)のような存在が、果たして日本の政治を間違いない方向に導いたのか、はなはだ疑問だ。

 今後の都議会でも、公明党の力は与党の存在として働くことになる。 筆者は小池知事の政策運営を注意深くウオッチしていきたい。

 さて、野党では民進党の凋落が止まらない。一部の立候補者が都民ファーストの会に倉替えした位だから、民進党内でも見限っている党員が多いのだろう。

 小池新党はまだ都議会議員が生まれたばかりなので、今後国政にまで進出するには不透明だし時間もかかろう。

 共産党は着実に議席を伸ばしてはいるが、野党の中核になるためには党名も変更し、綱領も見直す必要があろだろう。

 野党の再結束は、これを機会にもっと精力的に行ってもらいたいものだ。 自民党を見限っても受け皿になる野党の存在がないという現実は、国民にとっては不幸なことだ。
 
 都民ファーストの会も根本は保守系であろうし、自民党の中のリベラル派と統合し、右派の安倍政権と袂を分ち、リベラル保守の新自民党として生まれれば良いが。 これも時間のかかることであろうから、安倍政権を叩き潰すにはまだ時間が必要であり、筆者のイライラが募るのだ。