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朝のNHKニュースで紹介された「アメリカン・スナイパー」は是非観ておきたい映画だ。

2015年02月25日 11時26分45秒 | 日記
 25日朝のNHKニュースで、米国映画「アメリカン・スナイパー」が日本で公開されると言う報道がされていた。

 クリント・イーストウッド監督の戦争映画だ。伝記に基づく作品だけに、単なる活劇映画ではないのは勿論だ。

 筆者はかなり前に、『プライベート・ライアン』を見た経験があるが、この作品も戦争に携わった戦士の、悲惨な状態を克明に描写していた作品であった。

 今回の「アメリカン・スナイパー」も、戦争に巻き込まれていく兵士が、決して英雄でもなければ、幸いに帰国してもPTSD症状で精神的に侵される兵士が、なんと三分の一にも達するとNHKニュースでは報じていた。

 戦争に参加した兵士の現実は余りにも厳しいのが現実であり、TVゲームなどで行われる戦争ゲーム等とは雲泥の差である。

 米国内の軍産複合体は、彼らが存在する為に、次々と新しい戦争のタネを世界中にまき散らす事を止めない。。

 そして犠牲になるのは、戦争状態発生国の被害をうける住民であり、米国のごく普通の兵士そのものなのだ。

 しかし、米国の良心は、「アメリカン・スナイパー」のような告発的な戦争映画を堂々と作成し、一般公開され多くの視聴者に戦争そのものを、考えさす自由がある事だ。

 日本は幸いなことに太平洋戦争後、70年間平和憲法に守られて、正式に戦闘行為に参加することなく過ごしてきた。

 しかし、日本では先の戦争での、多くの悲惨な実態を告発するような映画作品を発表してきたであろうか?
 
 筆者が思いだすのは、せいぜい「人間の条件」シリーズくらいであろうか。

 今朝のラジオのニュースで、また少女による自爆テロで、バス乗り場で多くの死傷者が出たと報じていた。

 少女や子供を使った痛ましい自爆テロも、本当に許せない行為だと筆者は思う。

 互いの憎しみ合いが生み出す恐怖の世界をなくすために、私たちは何をすべきなのか、考えさせられる25日の朝であった。

(ウイキぺディアより貼り付け)

アメリカン・スナイパー American Sniper

監督 クリント・イーストウッド
出演者 ブラッドリー・クーパー
    シエナ・ミラー

 『アメリカン・スナイパー』(原題: American Sniper)は、アメリカ合衆国で製作され2014年に公開された伝記映画である。

 原作はイラク戦争に4度従軍したクリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』(原題: American Sniper)で、脚色はジェイソン・ホール(英語版)が行った。監督はクリント・イーストウッドで、ブラッドリー・クーパーが主演を務める。

 イーストウッド監督作品としては初めてのIMAXおよびドルビーアトモス対応作品となる。

 2015年1月までに北米興行成績で2億1700万ドルを記録し、『プライベート・ライアン』の2億1650万ドルを超えてアメリカで公開された戦争映画史上最高の興行収入額となった。2015年2月には3億ドルを突破した。

概略

 テキサス州に生まれたクリス・カイルは、幼いころから父親に狩猟を教わりながら育った。ある時父親は「お前は弱い羊達を守る牧羊犬(シープドッグ)になれ、狼にはなるな」とカイルに教えるのだった。そして時は経ち、1998年にアメリカ大使館爆破事件をテレビで見たカイルは愛国心から海軍に志願する。特殊部隊ネイビー・シールズに配属され、私生活でも「タヤ」と結婚して幸せな日々を送っていたカイルであったが、アメリカ同時多発テロ事件を契機に戦争が始まりカイル自身も戦地へと派遣される。

 イラク戦争で大きな戦果を挙げたカイルはいつしか軍内で「伝説(レジェンド)」と称賛されるようになるが、敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられるようになる。また、後にイスラーム国へと変貌するテロ組織を率いるザルカーウィー容疑者を捜索する作戦へと参加したカイルは1000m級の射撃を行う元射撃オリンピック選手の敵スナイパー「ムスタファ」と遭遇し、以後何度も死闘を繰り広げる。凄惨な戦いや守れなかった仲間達の記憶は徐々にカイルの心を蝕み、戦地から帰国するたびに家族との溝は広がっていく。

 カイルは四度のイラク派遣の後に海軍を除隊するが、戦争の記憶に苛まれ一般社会に馴染めない毎日を送っていた。しかし医師に勧められて始めた傷痍軍人達との交流を続けるうちに、少しずつ人間の心を取り戻していく。

 ラストシーンについてはクリス・カイルの遺族に幼い子供がいることを配慮して作られている。

(貼り付け終わり)