元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

またもや市長選挙で自公が負けた。しかも横須賀市で?信じられる?

2013年07月01日 13時04分56秒 | 日記
 神奈川県横須賀市の市長選挙で、現職の無所属・吉田氏が再選された。

 横須賀市は小泉前首相や自民党若手のホープと持ち上げられている、小泉進次郎氏の人気で有名な自民党の王国だ。

 それこそ自民党の全勢力を結集して応援した、対立候補自民党・広川氏が接戦で敗れた。

 地方の首長選挙では、筆者の住むさいたま市もそうであったが、不思議と自民党の推薦候補が負けている。

 考えてみれば、昨年の衆院選で自民公明が圧勝したが、低投票率と小選挙区制がもたらしたマジックにすぎなかったのではなかろうか?

 野田民主党が馬鹿な解散を打ったために、選挙民は投票先を失った結果、組織票に強い自民公明が大幅に浮上したのだ。

 マスメディアは相変わらずアベノミクス効果で、次回参院選も自公の圧勝をPRするが、自滅した民主党に変わり、選挙民はどこに投票するのであろうか?

 東京都議選のように希望する投票先がなく、批判票として共産党に一票というのが増えるかもしれない。

 少々今回の参院選には間に合わないかもしれないが、野党の一日も早い結集を筆者は期待している。

 以下に毎日新聞のネット上の記事を貼りつけます。

 選挙:横須賀市長選 吉田氏が再選 保守にも食い込む 投票率50.72% /神奈川

 毎日新聞 2013年07月01日 地方版

 任期満了に伴う横須賀市長選は30日投開票され、無所属で現職の吉田雄人氏(37)が激戦の末、ともに無所属新人の前副市長、広川聡美氏(61)=自民、公明推薦=と、園芸業、岸牧子氏(56)=共産支持=の2人を破り、再選を果たした。投票率は50・72%(前回45・22%)。当日有権者数は34万2425人(男16万9100人、女17万3325人)だった。【田中義宏、河津啓介、山田麻未】

 同市大滝町の三笠ビル商店街に構えた事務所に当選の一報が伝わると、固唾(かたず)を飲んで待ちわびる支援者、スタッフは歓喜に包まれた。吉田氏が現れると拍手で迎え、全員でバンザイを三唱。吉田氏は日焼けした笑顔で2期目の決意を語った。

 市議時代から続ける毎朝の駅頭演説に加え、スタッフとともに自転車で市内を回る前回同様スタイルの運動を展開し、若さをアピール。自民党の小泉進次郎衆院議員を支持する一部若手経済人らも後援会のメンバーとし、無党派層のほか保守層にも食い込んだ。

 1期目は「チェンジ」をキャッチフレーズにしたマニフェストに基づき、財政再建に軸を置いた市政運営に腐心した。36年続いた官僚出身市長によるハコモノの借金を4年間で130億円削減し、高齢者、児童福祉などを中心とした政策にシフトした。

 再選を目指して掲げたスローガンは「選ばれるまち横須賀」。選挙戦では、企業誘致、観光集客、定住促進、市中心部の再生など地域経済活性化のほか、福祉施設の充実と「在宅の看取(みと)り」推進、子育て支援などを訴えてきた。

 一方、同市米が浜通2の広川氏の事務所に落選の報が伝わると、支持者、支援スタッフは一様に肩を落とした。やがて現れた広川氏は頭を下げた。

 小泉進次郎衆院議員を選挙対策本部長に迎え、二人三脚でどぶ板選挙を徹底した。自民、公明の推薦を受け、市議、県議が後援会を動かし、地域住民、企業・団体を対象に個人演説会を重ねる組織選挙を展開してきたが、無党派層に浸透できなかった。

 現職の補佐を3年間務めたが昨年12月、方針の違いから副市長を辞任、保守系市議に擁立され今年2月に出馬表明した。市役所勤務38年。携帯電話を開発して世界に売る目的で国、県、市、メーカーなどが始めた事業「横須賀リサーチパーク(YRP)」で調整役として手腕を発揮した。
<以上、貼り付け終わり>