わが子いかが 代理お見合い 九州でブーム 業者参入も相次ぐ (西日本新聞) - goo ニュース
- 「子供」の主体性のなさを批判するブログがあるが、これらのブロガーは事の本質が全く分かっていない。
- 親たちは輪をかけて何も分かっていない。
この人たちの過ちは、子供たちが本当は結婚したいのに力及ばずで不本意にも未婚状態にあると勘違いしている点にある。まあ中にはそんな人もいるだろうが、明らかに多数派ではない。
確かに「子供たち」は仕事に忙しくて出会いの場がなく……などと彼ら自身の立場を説明しているかもしれない。でも、それを額面どおりに受け取っているのは知恵が無さスギである。
これは説明を簡単に済ませるための方便に過ぎないのだ。本当のところを説明しようとしたって、親たちは(特にここに登場するような親たち)はどうせ理解しないし、理解しようとしない。だから「子供」たちは親の理解の及びそうな範囲のストーリーをとりあえず打ち立てているのである。
本当のところ、彼らが結婚しないのは、結婚する気が無いからに過ぎない。出会いの場など、探そうと思えば実はいくらでもある。だが「出会って」それでどうするのか。どうやら結婚は当事者たちだけの問題ではなく、墓の管理とかイエの継承とかを伴うらしい。
なにそれ? そんなのどうでもいいよ。やめやめ。気の会った人間同士友達同士でずっといればいいじゃない。
老後? たとえ結婚していたところで死ぬときは一人づつ死んでいくことに変わりは無い。わざわざ婚姻という過程に踏み出して訳の分からないタスクを背負い込むに見合うだけのメリットは無い。
「子供」たちがそういう観念を持つように仕向けたのは他ならぬ親世代の人々ではないのか? いまさら何を慌てているのだ。ほんとにバカみたいな人々だと思う。
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