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新・非公正ブログ



「種の壁」も非常によくあるポピュラーな論点で、物申したい部分はあるがおそらく理解は得られまい。「宗教家の公理」と言われてはこれ以上話を接ぐ気にもなれない。こちらはこちらで「三流科学者の公理」を粛々と押し通すより他ないようだ。

ところで氏は、自分の主張はあくまで自分の宗教観だと明言している割りに、舌の根も乾かぬうちに「僕ら宗教家」などとおっしゃっているのだが、結局のところどうなんだろうなあ。

あと一点だけ反応しておく。

http://tsukigage.seesaa.net/article/18620729.html

(前掲ブログより引用開始)
それと、倫理の話と経済の話と科学の話と、次元の違う話をごっちゃにするのは良くないと思う。
(引用終了)

 次元が違うとお考えになるのはご勝手ですが,それではただの専門○○。様々な見地から物事を俯瞰することも大事だと思います。もちろん,僕の知識・理解が浅い事は自覚していますよ。


様々な見地から物事を俯瞰することが大事なのは論を待たない。私はそんなことを否定しているわけではない。「話をごっちゃにするな」といっているのである。唐突に違う話をもちだすなっていうこと。どうもGMO反対派の人は「安全性」の話で反論できなくなると「自然の摂理に反するな」と言い出し、それでは自然の摂理とは何か説明して見せろというと「モンサントの独占を許すな」と話をそらす(そういいながら国内の研究の足を引っ張ったりしているのだから矛盾もいいところだが)。そういう傾向が顕著であるように感じる。

だからいつまで経っても話が進展しないのだ。複眼視点を持つことは論理を混乱させることとは違う。


↑B
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