昼休み散歩だけでなくても虫えい(虫こぶ)が目に付くようになってしまい、一端の「虫えいフェチ」になってしまいました。アユ釣り情報ばかりアップしていて虫えいネタが溜まってきたので、今回はサクラ属(サクラ1種、モモ2種)を紹介しておきます。
ミザクラハベリフクロフシ(アブラムシ科)
ミザクラ(サクランボ)の葉縁に作られた袋状に盛り上がった虫えい(虫こぶ)です。えい形成生物はミザクラコブアブラムシでサクラの芽の基部で越冬し3月下旬に孵化し新葉に寄生してえいを形成するそうです。5月下旬には2次寄生としてキクの根に移住するそうです。撮影5月下旬:安中市松井田町。
モモハチヂミフシ(アブラムシ科)
モモの葉が葉裏を内側にして縮れながら縦に巻き込まれる虫えい(虫こぶ)です。えいの形成生物はカワリコブアブラムシと言われていますがモモハマキフシを形成するモモアカアブラムシと混生することも多いと言われています。撮影5月下旬:安中市松井田町。
モモ縮葉病(菌えい)
サクラハトサカフシに似ている火ぶくれ状の虫えい(虫こぶ)がモモの葉に出来ていました。(一枚目の写真)
しかし、何となく形状が違うので葉裏を見るとアブラムシなどのえい形成生物が見あたりません。どうも菌によって作られた「菌えい」のようなので調べてみたら「モモ縮葉病」に辿り着きました。
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