ブログ記事に困った時の虫えい(虫こぶ)頼み・・・てな訳で尾瀬で見かけた虫えい(虫こぶ)です。
まずは7月初旬の山の鼻で見かけたヤハズハンノキハイボフシです。ヤハズハンノキは中部地方や山形県~福井県の日本海側の山地上部や亜高山地帯、多雪地帯の沢沿いなどに生える落葉高木で葉の先端が凹んで矢筈形になっているハンノキです。このヤハズハンノキの葉表に円柱状に突起した袋状の小さな虫えい(虫こぶ)です。小さいけれど沢山付くので気持ち悪いですよね・・・
葉裏は少し凹んで中央部に突起があって穴が開いています。中にはフシダニの一種が入っているはずなのですが、尾瀬では葉を取ったり切断したりできないので内部の写真はもちろん有りません。
次は6月の中旬に行ったときに三条の滝付近で見たマンサクハフクロフシで、えい形成者はマンサクハフクロフシアブラムシです。もうじき有翅成虫が飛び出してカバノキ科に移動するはずです。
下は、これも6月中旬に白砂峠付近で見かけたブナハタマフシでブナハタマフシタマバエが形成した虫えい(虫こぶ)です。成熟すると葉から虫えいごと落下して越冬し春先に蛹化して羽化するのだそうです。
おまけはダイセンヤマナメクジ・・・この大きさ(10~15cm)のナメクジを見るとびっくりしますよね!
さて、今日は碓氷川でアユ釣り・・・混雑が予想されるの早めに出発です!
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