野外の危険な生き物：ヘビ（マムシ＆ヤマカガシ）

ヘビが嫌いな方は、ここでお止めください！

日本での毒蛇と言えば、ハブ・マムシ・ヤマカガシです。本州ではハブはいないのでマムシとヤマカガシが要注意ということになります。毒蛇による被害は数千人程度で死者は十数人ということでスズメバチの被害より少ないようです。

マムシは森林や薮に棲み水辺でも出現します。草むらや葦の葉の上、岩の上などで日光浴をしているところをよく見かけます。本来は臆病のようなのでマムシの方からわざわざ人を襲ってくることはなく危険を感じて攻撃してくるのでしょう。ですから、見つけたらそっとして避けて通れば基本的には襲ってこないはずです。万一咬まれたら直ぐに医者に行って処置して貰いましょう。６時間以内に血清を打つことが奨励されています。咬まれたところを口で吸って毒を出すと言うことはしないようにしましょう。また、強く縛って血の流れを止めるというのも好ましくないようです。なにしろ素人の処置はせずに医者に行くことです。

自然での写真が無かったのでマムシ酒を作る前にペットボトルに入っている写真です。


そして、３０年ほど前に毒があるというのが分かったのがヤマカガシです。前歯には毒がなく奥歯で深く咬まれると毒が注入され、出血が止まらなくなり頭痛や嘔吐・発熱が始まるそうです。普通、そんなに奥まで手を入れたりしないので今まで分からなかったのでしょうかね。マムシの毒より回りが早く強いと言われています。本来はおとなしい蛇なので無為に蛇をかまったりしないようにしましょう。またヒキガエルなどを常食としていて、その毒を貯めていて頸の部分からも毒液を飛ばすことがあるので目に入ったりすると最悪の場合失明まであり得るので十分注意しましょう。




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