センダン（栴檀）
カメラを構えていると後ろから声をかけられました。
「蝶を撮っているの？」「はい…ジッとしてくれないので難しいです。」
少しお話していると「此処にセンダンの木はありますか？」と聞かれました。
「すぐそこにありますよ」「まだ咲いていないかもしれませんね～」
行ってみるとまだまだ蕾が…でもよく見ると開花しているものが見えます。
昨年の果実も残っています。
（センダン科・センダン属）
淡い紫色が美しいです。
「萼片：5」「花弁：5」
「雄しべ」紫色の花糸が合着して筒状になっている。
「雌しべ:1」・・・雄しべの筒より短く花柱は円柱状で柱頭はまるいらしい。
数年写真を撮っていますが時折り素敵な方にお会いすることがあります。
何故センダンのお花を見たかったのでしょうか？
今月の末に＊夏は来ぬ＊を合唱するのだそうです・・・
その歌詞の４番に出てくる「楝ちる川辺の宿の～」ですが
楝（おうち）とはセンダンのことなんですね。
歌の意味を知っておきたい…お仲間の皆さんにも伝えたい…
そう言うことでセンダンの写真を撮りに来たのだそうです。
さぞかし素敵な歌を皆さんで合唱するのでしょうね。°♪
（‥）（‥）♪°。