こいもの想い

私のお気に入りの詰まったblogです♪

ミツマタの樹に・・・

2015年03月30日 | 

何だろう(○'。'○)ん?・・・撮ってはみたものの・・・
ミツマタの樹にいました・・・ワタフキカイガラムシではないかと思います。

ワタフキカイガラムシ【昆虫網カメムシ目ヨコバイ亜目ワタフキカイガラムシ科】
別名:イセリアカイガラムシ

とても昆虫とは思えない姿です・・・ 色々な樹木に寄生する害虫・・・
現在ではそれほど見る機会が多くないようですが これは天敵による防除が成功をしたためで
カイガラムシを食べるベダリアテントウの活躍のおかげ・・・
ベダリアテントウを発見したのは「昆虫学者のアルバート・ケーベレ」さん
天敵導入による害虫防除のことを「ケーベレ法」と呼んだこともあったそうです。


白っぽい体の大部分は ロウ物質で作られている卵嚢(らんのう)で 
まだ卵嚢をほとんど作っていない状態の 雌の成虫が下の画像です。 
体の周囲に白い毛をたくさん伸ばしています。
何が何やら・・・虫らしくなくて少しも動きません。

 口を植物の茎に差し込みひたすら汁をすい 腹部の下に卵を産み続けるそうです。
 動かないはずですね~~~

体の赤い部分が虫の体で 白いヒダヒダの部分は「卵のう」です。。。
卵が増えて卵嚢が発達するにしたがって 体の後半部は持ち上がって下の画像のような姿になります。

白いヒダの部分は一見硬そうに見えますが 触ると柔らかいそうです。
触ってみる勇気がありませんでしたが・・・中にはたくさんの卵が・・・

虫があまり好きではない方・・・ごめんなさ~いm(__)m