こいもの想い

私のお気に入りの詰まったblogです♪

カキドウシ

2014年05月28日 | 

カキドウシ【シソ科】

カキドウシの花姿・・・とっても魅力的~~~(*´▽`*)
花は唇形花…葉は芳香を放つシソ科の典型的なお花…
ちょっと中を覗いてみたいですよね。
撮っているとカキドウシをたくさん手に持ったおばさまが二人・・・聞けば湯がいて食べるのだそうです。
お花のピンクがアクセントになって綺麗だし美味しいのだとか・・・

(○'。'○)ん? 初めて聞きましたので帰宅後にちょっと調べて見ました^^
カキドオシは古来から日本の民間薬としてゲンノショウコ等と並んで有名な植物で
子供の夜泣き・ひきつけに用いられカントリソウ(癇取草)の別名が・・・
漢方の生薬名を「連銭草」と言い利尿・消炎薬としても広く用いられ かっては煮て水にさらすと食用にもなった
な~るほど納得ですd(^ー゜*)ネッ!

カキドオシの茎は始めは真っ直ぐ伸び開花すると地表に倒れてツルとなり
垣根を突き通してのびるのでカキドウシ(垣通し)の名
がついたそうです。

普通は2個ずつのお花を付けることが多いようです。
上唇は立ち上がり比較的小さく先は浅く2裂します。
 下唇は大きく幅9~10に3裂し中央裂片は前に突き出し
その先端部は浅く2裂するものが多いようですヽ(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)v

葉形がお金(銭)のようで茎に連なっているのでレンセンソウ(連銭草)・・・

 雌しべの花柱は花筒の底から長く伸び柱頭部は上下に2裂します。
とても可愛いです。。。

紫色の斑点は蜜標と言い昆虫を呼び寄せるそうです^^

雄しべや雌しべは上唇に沿って伸びています。
雄しべは長短2個ずつ合計4個・・・ 雌しべは1個・・・
りぼんのような雄しべが おっしゃれ~~~

下唇の喉口辺りには長い白毛があります。
花を訪れた虫が奥へ進もうと毛を越えるときに
雄しべや雌しべに近づいて触れ易くなるという効果があるのでは・・・d(^_^o) ネッ!

花びらはきらきら輝いて・・・4月中旬の撮影でした(^o^