時の流れは素早い

　☆　忙しいけれど先の楽しみがイッパイ！
　今日も素晴しいお天気、でも凄く暑い。わたしは友人に説得されて
　N大を休んだ。まだ体の痛みは少し残っているし、今度出る本の
最終の著者校正もまだ残っている。3年間連載したものがカットなし
で本になるので、凄く長いがでも内容は充実していると思う。
　今まで30冊以上自分の著書の校正をしたが、今までこれほど長い
ものがあっただろうかと感じるほど、なかなか終わらない。
　わたしはとても仕事が速いほうで、いつも編集者に驚かれるほど
なのに、今回は大分時間がかかっている。でも本が出るのは一年ぶりだ。

　今月は本当に忙しいが、チェコに住んでいる知り合いの音楽家夫妻が
銀座の王子ホールで、今月末開催されるコンサートに出演する案内が
あった。また来月のわたしの誕生日に先駆けて、そのお祝いにと帝劇で
上演されるミュージュカル「マリーアントワネット」に、若い友人が
招待してくれた。そして次はわたし達息子の家族達と一緒に、日帰り旅行。
　でもそれらは仕事がすべて終わってからだから、とても嬉しい。

　例年なら同じさそり座同士の親友と、どこかに旅行と決まっていたけれど
体調がスッカリ悪くなった彼女とは、もう再びそれはできないだろう。
　長年の行事がなくなってとても淋しいけれど、それも年齢のせいで仕方
がないのかもしれない。でも一年ほど前英会話で知り合いになり、仲がよく
なったピアニストの友人とは、何と二人とも同じお誕生日だった。
　無論わたしが大分年長だけれど、それに気がついたわたし達は駅のホーム
で抱き合ったことも忘れない。そのため、今年は盛大に二人でお祝いを
しようと約束している。

　去年は一流ホテルで盛大にパーティを開いた。でもパーティ好きの
わたしだけれど、今年はパ－ティはもう開かないつもりだ。
　それにまた歳をとるのかとホンネでは少々うんざり。でもわたしだけ
が歳をとるわけではないし、ま、いっか！
　大昔子供達を育てながら「三十歳になれば子供からもある程度手が離れるし
そうしたら何かを始めたい、だから早く三十歳なになりたい！」と、渇望した
頃がまるで嘘のように、月日はあまりにも素早く流れた。
　これからもひと時、ひとときを愛しんで生きていきたい。わたしにとっては
「今を抱きしめたいほど大切」だから--------
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

カウンセラーからのアドバイス 30回

　　☆　いつも役割を演じている毎日
　わたし達はいつでも何らかの役割を演じて生きています。家庭では
　夫や、妻、息子、娘、嫁と姑のなどのように。また職場では会社員
先生、店員など、自分の職業にあったそれぞれの顔を持っている。
　そして絶えず「自分は00歳だから、００すべき」という意識が
働いていて、まるで昔から大人であったように錯覚し、「そんなこと
は常識だ」とか「今更そんなことバカらしくてできない」などの価値観
で生きている人がとても多いようです。常に「世間の常識に外れない
ように」と、自分をコントロールするのはもしかしたら、とても楽な
生き方かもしれません。でもそんなのつまらない、とわたしは思います。

　☆　ときには子供のように
　たまには思い切って年齢や、社会的地位などから解放されたり、いつも
あなたを縛っている既成概念をとっぱらったりし、まるで子供のように
無邪気に楽しんでみませんか！
　あなたが他人に迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせたり法律に触れな
ければ、何をやっても自由なのですから。
　天性天真爛漫なわたしは、そういう点ではかなり楽しんで生きて
いて、友人からは「まったくもう！」と、ニヤニヤされたり、呆れられた
りしますが--------興味があるとすぐ触ったり、立ち止まって見とれたり、
わざわざそれを経験したり、見るためだけにも遠くへ行ったりなど、そん
なことは時折あるのです。　ときには一人だけのイメージの世界に浸ったり------
　わたしが子どもの頃から憧れているのは、「透明人間」ですが、それは
今でも「もしもそうなれたら？」と想像すると、とても楽しくなります。
　だから退屈することなど、ほとんどありませんし、そんな心の遊びが
もしかして、物書きとしての発想の元になるのでしょう。
　
　　☆考えるより行動を
　もしもあなたが仕事にいきずまったり、ストレスがたまったりしたら、
　気分をリフレッシュするために、子供のようになってはいかが？
「どうしてこうなのだろう？」「００してみたいな」と感じたことなどを、
まるで好奇心で目をキラキラさせた子供のようになって、すぐに行動して
みるのです。するとワクワクするかも。
　その方がズーット心豊かに生きられるし、新しいアイデアや、ひらめきが
生まれるチャンスになって、案外「さらば！マンネリ」になるかもしれませんよ。
「冗談じゃないよ、いい年をして-----」と思ったり、しらけたりする方は
失礼ながら、もしかして相当頭が固かったり、古色蒼然としているかもし
れません。だって心は年はとらないはずですから-------
　思い立ったら「レッツ・トライ！」これが心弾ませて生きられるコツかも。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

今日も素敵な日

　　☆　講演を終わって
　千葉と仙台の講演が終わった。体を痛めたため、気分転換の軽い体操を
急遽フェイス・エクササイズと、声のトレーニングに変えた。
　それが良かったようで、依頼先から仙台でもその方が良いのではと言われ
そのためか会場はとても盛り上がり、笑い声が多かった。
　性格分析とそのアドバイス、心の持ち方などの他に、無意識の力、
イメージトレーニングなど、わたしが日常的にカウンセリング・ルーム
で指導していることで、もっとも得意な分野だ。そのため二時間半は
あっという間に過ぎた。

　行きの二階のグリーン車とは格段の相違で、帰りのグリーン車は狭く
びっくりしたが、それにおしぼりとスリッパと、飲み物が出たのは驚いた。
　狭い上圧迫感がある。こんな車両に乗ったのは初めてだ。
だから多分そのためのサービスなのかと納得できた。
　でも時間のためか満席で、隣に人がいるのも滅多にないことだが、でも
多分同世代と見える男性と、すっかり話が弾んだのも珍しいことだ。

　だんだんに暮れていく景色はとても良かった。遠くの山並みそして
田園風景、樹木、また西日に照らされた山並みが、きれいなピンク色
に染まっている。晴れているためか本当に美しかった。
　「まさしくトワイライト」わたしはうっとりした。
　講演もまあまあ満足すべき状態だったし----好きな仕事だし、そして気が
ついたら体の痛みも消えていた。いろいろな意味でとても恵まれている
（わたしは本当に幸せ）心の中からこみ上げるような感情にしばらく酔った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

感性は衰えない

　　☆　素敵なお便り

　先日あまりにも美しいお月様に感動したわたしは、何人かの友人の電話
をしました。それぞれに反応がさまざまでしたが、ほとんどの方が
喜んでくれました。それからとても素敵なお便りをいただいたので、ご紹介
しましょう。彼女はR大のクラスメートの、仲間ではもっとも年齢が
上の方で、絵を刺繍する趣味があります。
　それは昨年の学園祭で出品されましたが、芸術性が高く、NHKテレビでも
放映されました。
とてもきれいでやさしく、エレガントで素敵な方です。
　
（前日の風雨がカラリト晴れ爽やかな秋の一日となりました。
夕暮れが迫り西の山々に富士山のシルエットが、東の空にオレンジ色の
十六夜月が上ってくる。近頃こんなに美しい月夜が珍らしい。
　わざわざお電話いただき恐縮です。美意識の優れた方で恐れ入ります。
御身おいといくださいますように、ダンスではよろしく、先ずはお礼まで。）
　クラスメート全員でラインダンスを踊りますが、無論彼女も参加します。

　彼女は高層階に住んでいるようで、わたしが電話をする前にずっーと
空を見ていたようです。とても美しい文字で綴られた葉書は、素敵で
したので、嬉しくなりちょっとご紹介したくなりました。
　わたしも高齢者ですが、わたしよりずっと人生の先輩が、こんなに
感性が豊かな方がいて下さる------それだけでわたしは幸せな気持ちです。
　まだ若いあなたは、年をとると頑固になり、鈍感になり、そして心が
かたくなというイメージを、払拭していただけたでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　わたしは昨日は千葉での講演でしたが、今日は仙台です。そのお話
はまた次回ご報告しましょう。お陰さまで体の痛みは大分良くなりました。
　それから娘の友人が参加してくれましたが、後で娘にメールが来て
大変好評だったそうで、嬉しかったです。さあ今日もはりきるぞ！
　だって講演はわたしがもっとも大好きな仕事ですから------
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

愛しいわたし自身 がんばって！

☆　御免なさいね。酷使して。
　一週間ほど前から背中が何となく気になり、わたしは自分自身のスタジオ
のレッスンを三日間休んだ。だからもう大丈夫だと思って、いつものように
体を動かしたら,何かおかしい。
　（これはやばいぞ！）と感じてすぐ止めた。
　足、腰、膝、背中など痛めているわたしは疲れるとすぐ背中が痛くなる
だからそれからしばらく注意してスタジオのレッスンは休んだ。
　ところがヨーガレッスンに、新入会者があったのでヨーガの
ポーズをいくつかやったら、また変だ。それどこころか体が痛くなった。
　先月末からのわたしは、よく働き、遊び、学んでかなり忙しかった。
血管年齢、骨年齢四十八歳の結果に、もしかしてお調子づいていた
のかもしれない。バテ気味の上、さらに5・6キロのウオーキングに
体がきっと悲鳴を上げたのだろう。

　背中だけではない、腰までとても痛い。治療したり、また整形外科に
行ったり大変だ。その大分前から友人が「大丈夫？あまり無理しないで」と
いつもとても心配していたけれど、「わたしは自分の体に敏感だから」と
えばって言っていたけれど、その通りになってしまった。
　ホントバカなわたし。わたしは体に謝った。
　「ゴメンネ、老骨にムチを打って、これから注意するからね、だからもう
　少しがんばって」と。
　今日から講演が始まる。これから金・土と北から南まで六回地方に行く。
新幹線のグリーン券と航空券もすでに届いている。
　わたしはかなり自分を過信していたことを深く反省した。そして「疲れて
いるよ、無理しないで」と訴えてくれる体が、とても愛しくなった。
　さらにR大の学園祭のラインダンスもあり、久方ぶりに出る本の著者校も、
二・三日中にやらなければならず、それは往復の新幹線の中でやるつもりだ。
　長い人生でこれほど自分の老化を感じたことはない。
いくら若く見えても、心がはずんでいても、自分の年齢と体力をシッカリと
肝に銘じて、わたしはこれからの人生を歩んでいこう。
　
　それにしても今朝も見た自分の顔、どうしてこんなにツヤツヤしている
のかしら。唇なんてにホントにきれいなピンク、わたしがいつも口紅をつけて
いないと言うと、みんなびっくりするけれど、やっぱり朝のスッピンの
顔が一番大好き！とちょっと嬉しくなり、思わず体を伸ばしたら、また腰が
ズキン！　注意しなければ-------とにかく今日はやるしかないのだ。
　大丈夫、わたしには強力な神様がついていてくださるから、でも体さん
ガンバって！　　　　　　　　　　　　5：30AM　　　　　　　　能里子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

能里子風メチャ料理

　☆　能里子風メチャ料理

※　大根おろし和え
　この頃大根がとても美味しくなりました。昨日大根おろしを
たっぷりつくり、その中に穂じそ、たらこ、シラス干しを混ぜたら
塩分も、香りも良くとても美味しかったです。

　　※　大根ジュース？
　大根おろしを作ると、その半分以上が水分ですが、そこに
　栄養があるので、わたしはいつも捨てないで利用します。コップ
　に半分以上ありましたので、それにポカリスエットを入れて飲ん
　だら、とても美味しかったので、これはすごくヘルシーなドリンクと
　嬉しくなったので、ちょっとご紹介。
　　大根の汁は甘いときにはそのまま飲みますが、辛いときは味噌汁
　に入れたり、お鍋や、酢の物や、煮物に入れたりします。
　　捨てるのが好きなわたしですが、大根のおつゆは体によいので
　いつもこうして利用します。

　　※　茹で鳥（とりもも一枚）
　いつも鶏肉は焼いたり、煮込んだり蒸したりしますが、ふと思いつき
初めてゆでてみました。鍋に残り野菜（ねぎの青いところ、玉ねぎの残り
しょうがのきれはしなど）を入れ、煮立て鶏肉を入れ、お酒を加えてひた
ひたのお湯で10分間ぐらい茹でました。
　すると、蒸したり、焼いたりしたのとは違う食感で、とてもふっくらして
柔らかくいつもは捨てる皮も一緒に切り、みょうがとねぎを切ってかけ
　ポン酢で食べたら、サッパリして美味しかったです。
　残りは冷蔵庫に入れ次の日にサラダに混ぜましたが、なかなかいけました。
　　鶏肉はわたしは本当はあまり好きではありませんが、でもポン酢
　にあったためか、美味しく食べられましたので、お試しください。
　　とても安いし、油も抜けてローカロリーです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

ウオーキングから整形外科へ

　　☆昨日はウオーキング日和
　R大のウオーキングには五十名以上が参加しました。
快晴で日差しが強く、とても暑いので日焼けが気になりました。
　初めは柴又の帝釈天に行きましたが、この辺りが寅さんで有名で映画の
中でよく出るシーンだと、なぜか懐かしく見ました。
　それから土手をしばらく歩き、有名な「矢切の渡し」乗りましたが、
イメージとはだいぶ違って、対岸があまりにも近くびっくりしました。
　わたし達は大勢でしたので、一度には渡れずしばらく待ちました。
そして対岸の千葉の市川に着き、それから目的地の公園まで行き、そこで
お弁当を食べ、帰りは市川までというコースでした。

　わたしは暑さだけでなく、歩いているときに左脚の違和感がありとても
それが気になり、歩き出す前にする恒例の体操も止めましたが、友人達
に話すと心配するので黙っていました。このところ自分では気がつかず
やたら元気過ぎて、疲れていたのかもしれません。
　実はその夜友人と会う約束をしていましたが、あまり体調が良くないため
約束を先延ばししてあったのです。そして帰りは整形外科に寄りましたが
　先生に「ちょっとオーバーワークのようだね」と笑われました。
　ホントに年甲斐もなく、プロなのに恥ずかしい、と反省しきりです。
でも今日もスタジオのヨーガクラスですので、元気そうに振る舞わなくては。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

カウンセラーからのアドバイス 29回

　　　☆診療内科と精神科との違い

　昨日三重県から若い男性から指導希望がありましたが、電話で話し
た感じでは、彼はかなり精神状態が悪いようでした。
　そのため、わたしでは力不足で指導できないと判断し、お断りした
のですが、「ぜひ一度だけでも」というので、二時間コースでご指導
することにしました。
　｛毎朝起きられず会社に行けないので、何とかしたい｝という訴えで
したが、テストをするまでもなく、かなりうつが強い状態でした。
　診療内科に半年以上通院していても、一向に良くならないため、どうし　
たらよいかと、その相談のため訪れたようです。
　わたしは精神科医ではありませんが、長年の指導経験からうつ病の
人はすぐに判断できますが、彼は心療内科に通院しているためもしか
して、治療法が適切ではないのではと思いました。
　
　心療内科は心が原因で起きた病気、肉体的な症状（胃潰瘍、十二指腸潰瘍
心臓神経症、その他さまざまな病気）を治療する科ですが、一般的には
精神科と同じように受け止められているようです。
　実は精神状態そのものが不安定な場合には、精神科が適切なのです。
　現在は不眠症でも精神科に行くほど、精神科の窓口が広くなっています
のであまり抵抗感がないようです。彼はかなり強いうつ病と判断できたので、
ぜひ精神・神経科を受診することを奨めました。
　自分でもうつ病ではないかと思っていたのだけれど、その心療内科では
「うつではなくただの神経質」と診断されていたようです。
　
　もしもあなたが理由もなく不安感や恐怖感に襲われたり、無気力になったり、
ぼんやりしたり、また毎朝どうしても起きられなかったりなど（横着ではなく）
のような自覚症状があった場合には、勇気を出して精神・神経科を
受診しましょう。また、ことに朝の気分が最悪で、朝刊を読む気もおきず
だんだん時間が経つにつれて元気になり、夜になるとまったく平常になり
「明日はきっと会社や、学校に行こう」と考えても、また次の朝は駄目に
なる、をくり返すのは危険信号です。
　なぜなら、うつ病は突然自殺に走るという傾向がありますのでご用心。
もしもご家族にそんな症状があったら、うつ病の疑いがあります
ので迷わずに、心療内科ではなく、精神・神経科を受診なさることを
カウンセラーとしてお奨めいたします。

　陽気なわたしと話していると、ほとんどの人が（たとえ泣いている人でも）
よく笑いますが、三重県から来た男性は、「これからの方向性が定まった」と
明るい顔をして帰っていきました。
　カウンセリグ・ルームを訪れる人の約半数ぐらいは、精神科に通院
している事実から見ても、精神科は、現在ではごく普遍的になりつつ
あることを、ぜひご理解いただきたいものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

映画フラガールを見て

　☆　わたしが初めてフラを習った先生が主人公　
　新聞広告を見てもメジャーな映画館ではやっていないため、友人がネットで
調べてくれ有楽町でやっていることがわかりま　した。
　そしてすぐに見たいと思うと我慢ができないわたしは、あの大雨の中友人
　を急遽誘って、日比谷まで地下鉄で行き、地下道を通ってまったく濡れず
有楽町カノンに行きました。映画の主人公のダンスの先生は、わたしが
二十五年前に、初めてフラをご指導いただいた早川先生でしたので、
どうしても見たかったのです。

　ダンススタジオを開いていたわたしは、ソシアルとディスコだけを
教えるだけでは、将来的には頭打ちと模索し、年配になっても指導でき
ものと模索し、フラダンスにたどりついたのです。
　でもその頃はまだ教えているところがなく、出合ったのが早川先生
でした。それからしばらくして、ハワイにフラダンスのレッスンと見学
ツアーがあり、わたしは娘を連れて参加しました。
　初めてのハワイでは、先生がたくさんのフラダンスショーを見せて
くれましたし、先生が通ったというフラのレッスンも、一緒に受け
たり、初めてのハワイの風景もみんな素敵で、忘れられない思い出
となりました。また先生が親切にお世話をしてくださったことも、
印象的でした。わたしはそれから一年半ほど指導を受けました。
　
「フラガールは」アカデミー賞の日本代表に選ばれたそうですが、ダンス
も素晴しかったし、炭鉱の不況によって、田舎町の女性達がプロのダンサー
に育っていくプロセスや、先生と地元の人とのふれあい、生徒との交流など
感動的な場面が多く、また実像か脚色かわかりませんが、その先生はとても
気が強く、何と男性の大勢入っている浴場へ、一人でなぐりこみにいく
シーンは本当にびっくりしました。
　　地方の炭鉱の田舎町に華やかな「ハワイアンセンター」がオープンし
大勢の人を集めるまでの状況がとてもよく分かり、それを作った方々の
ご苦労がどんなに大変だったかが想像できました。
ましてその実話が、早川先生が主人公でしたので、わたしはとても
感動しましたが、友人もとても良かったと言ってくれました。
　　
　　☆　フラダンスを教えた頃
　　まだ日本では教えている先生がほとんどないため、わたしはハワイに
　住む人にお願いし、ハワイで先生を見つけました。
　そしてハワイまでフラのレッスンに何度か通いましたが、そのときには
　いつも親友が付き合ってくれました。
　　そのハワイの先生が「一日ＬＰ盤一枚毎日腰を回すように」と指示され
　わたしは、早くプロになりたくて、毎日それを続けていたら、腰を痛めて
しまったことを思い出しました。努力した結果一応フラを教えられるよう
になり、スタジオで二年近く教えましたが、その頃フラは知名度がなく、生徒さんが増えないため止めました。今はフラダンスのブームだそうですが、わたしが
スタジオで教えたは20年以上前ですので、早過ぎてタイミングが悪かった
のでしょう。
　　そんな昔のことですが、腰を痛めた弊害は、今でもわたしの中に色濃く
　影響をしています。だから決して無理はできません。

　それからもしもあなたもフラダンスに興味があったら、ぜひ
　「フラガール」を鑑賞なさることを、お奨めいたしいますが、とても
　感動して泣けますよ。わたしが見たのは、有楽町「シネ・カノン」　元そごう
　デパート（現在はビックカメラ8Ｆ）です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子

きれいなお月様

　昨日の空模様とは一変して、今日はとても素晴しいお天気でした。
　ことに夜はお月様が煌々としてとてもきれいでしたので、わたしは
もしもこんなきれいなお月様に気がつかなかったらと、友人達に
知らせるため、何度か電話をしてしました。
　自然って何と素敵でしょう！今頃地下にもぐったり、部屋にこもって
いたりするのが、とっても勿体無いみたい！
　こんなに美しいお月様をみんなに見せたいなんて思うのは、わたしの
お節介でしょうか？ふつうの人はそんなことをしないのかな？などと
思いながら、わたしはベランダに出て本当に美しいお月様にずっーと
見とれていました。
　それからしばらくして友人からこんなメールが入りました。
（久しぶりに空を鑑賞しました、今日は風が強かったので空が澄んで
よりきれいなのでしょう。それにしてもあなたはロマンチストね。
　まるで恋する乙女のようね）と--------
　でも電話をしたから見てくれたのだと、嬉しくなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子