ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

考えさせられたこと

2009年11月29日 | Weblog
   ☆ 娘に意見されて
 あることで話し合い、その後久しぶりで二人だけで飲んだが、わたしに感じた
ことを一番ハッキリ言えるのは我が娘だし、歯に衣着せぬ意見は、いつもわたしに
とって、かなり参考になる。彼女はこう言った。「ママ、自分の能力を安売り
しないでよね」と。それはわたしが先日スタジオで開いた「心理セミナー」の
料金設定のことだと分かった。
 確かに過去に何度もセミナーを開いたが、こんな安い参加費は初めてだった。
久しぶりだし、この不況の時代だ、それに最近著書が出ていないわたしは、以前
ほど知名度もないし…… と考えたことは確かだ。
 そのいろいろな条件から、テストケースとして開いたが、採算は度外視で破格
の値段であったことは事実だ。

 あまり計算高くないわたしだが、娘の言うことは一理あるし、もっともだと
感じた。セミナーのための準備は、講演と同じで、楽しいけれど、なかなか大変な
作業で、わたしの能力を最大限に発揮しなければならない。
 さらに娘は続ける。先日スタジオに掲示した、わたしがヨーガレッスンを再開
することにも「なぜヨーガをあんなに安く指導するの?」と。
 娘は大学を出てから、自分が望んで、わたしのダンススタジオのアシスタントを
約10年務めたので、母としては無論、長年わたし自身の努力や、成長のプロセス
また能力については、誰より熟知しているはずだ。

 また、現在は販社長という経営的立場から、わたしをアドバイスしてくれたの
だろう。第三のステージを自認しているまだわたしは、まだ実年齢より、心身共
に潤沢だと思うし、過去の人ではないと感じてはいる。
 また一度止めたヨーガ指導をヤル気になり、新しく創案する情熱はやはり
並の女ではないと感じる。
 しかし、時はあまりに早く流れて、わたしなど時代から取り残された遺物なの
かもしれないと、などと、ふと弱気になることも事実だ。
 今まで比較的順風満帆に、好きな仕事を長年継続できたことの、感謝の気持ち
として、少々不遜かも知れないが、いろいろな方の幸せになるために役立ちたい、
と思う気持ちもある。でも、実に理路整然として、大変説得力がある娘のアドバイスも参考にして、
これから考えるべきかと思った。
 真夜中のメールで目覚め、すっかり目がさえて、また眠れなくなった。

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