ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

年齢と気分との乖離

2014年11月16日 | えっせー
 実年齢はどんどん増えていく、でも精神年齢はそれに追いついていかない。
このギャップに私はいつも悩んでいる(と言っても実は楽しんでいる面もある)
でも、もしも自分が実年齢相応の気分だったら、どんなにか楽なことだろうと
しばしば思うことは事実だ。誰が見たって私は平凡な高齢者だ。
 でも、でもね!考えたら多分同世代の人では、おそらく体験したことが
ないと思えるような嬉しいことも何度もあった。
 そのために、余計気持ちが老いることができないのかも知れないが…
※ 大昔ロングヘアーの私 東京湾クルーズでのパーティ
    
 それに今一番親しい友人は、誕生日が同じの20歳も年下だし、子供の
世代に近い若い友人達とも、全然ゼネーレーションのギャップがなく、ごく
自然に付き合えるのは、気持ちや感性が若いからだと思う。
 大昔飲み友達で大病院の副院長の親しかった精神科医に「心が年取る薬ない
の?」と、真剣にきいたら聞いたら、大笑いされた。
 「でも、もしもあったとしても、あなたには絶対飲ましたくないね」と言い
「もしもあなたのような患者が入院してきたら、医者達がきっと取っこするよ」
とも言った。それは、私にそれなりの魅力を感じていたからかもしれない。 
 あることで、私のように悩みを持っている人も結構沢山いるのだと知り
ちょっと嬉しくなった。しかし、年齢の壁は過酷で、物忘れが多くなり、自分
でもよほど注意しなければと、しばしば感じさせられる。
 ※真っ白な皮のジャンプスーツを着てウエストが細かった頃
        
 体力がなくなったのは、夫の入院で「ヤッパリ年だな」と、しみじみ
思ったが、以前よりとても疲れることは確かだ。
 だから余計に、心も体と同じように老化すればよいのにと思う。
後何年生かされるのだろうと、時々考えるが、難病に侵されて苦しんで
いる若い方の沢山いるのだと思うと、そんなのは贅沢で傲慢だと反省する。
 もう随分昔から、時々そんなことを感じながら、いつの間にかこんな年齢
になってしまったけど…あ~あ、全然気持ちは老成していない。
 見た目が若くて、心だけ年取っていたとしたら、すべてがしらけて、客観的に
見えて面白そう、そんなのが理想なんだけれどなあ!

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