ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

久し振りに内観法を体験して

2016年03月07日 | えっせー
 急にそのセミナーに誘われて参加した。
内観法とは日本独自の心理療法の一種だが、一言で言うと「自分の
心に内在する、ネガティブな感情」(恨み、憎しみ、敵対心など)
をなくして、心を解放し精神状態を安定させ「幸せになるための方法」だ。
 過去に何度か経験したが、講師の先生は一年ほど前ある学会で講演
なさって、私はそのお話を聴いたことがあったが、元青山学院大学教授
の世界レベルでご活躍なさる、その道では有名な方だった。
 そのソフトで効果的な内観法は、今やヨーロッパやアジアなどでも
大変盛んになっているそうだ。

 心理療法は世界レベルでみると、500以上あると言われ、私も
さまざまな方法を学習したが、大変アクティブなものもあった。
 その内観法ワークの体験は二度あり、二度目は自分が死に至る
7分間だった。先生の誘導にしたがい、自分で描くそのイメージは
大変リアルだった。長年生きている私だけれど、恨み、競争心、敵対心
など皆無なためと、今までやり残したことがないほど、燃焼して生きて
きたので、何も思い残すことはない。穏やかな感謝の気持ちでこの世
とお別れできたのは幸せだと思った。
 一体本当の「死」は、いつ私を訪れるが分からないが、きっと今日
体験したような気持ちで、そんな場面を迎えられるだろうと感じた。


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