ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

再び俳句を始めて

2013年02月21日 | えっせー
   ☆ 楽しい句会
 わたしは20年程前に、二年間ほど俳句をやったことがあった。
有名な大学教授が主催する、その句会は作風がかなりユニークだったので
自由奔放に感じた言葉を表現できて、とても楽しかった。
 その先生が亡くなって会は解散したが、わたしは俳句を続けたいと思いな
がらも忙しさに紛れて、あっという間に20年が過ぎた。
 4カ月ほど以前歩いて15分位のところに、ある句会を見つけ、二度ほど参加し
今年入会した。その会は何十年もやっているベテランが多いが、句会によって随分
内容が違うのだと感じた。その会はかなり古典的な作風のようだが、先生がお話し
なさることが、ほとんど俳句の知識がなかったわたしには、大変新鮮で興味深い。
 
 
  

 わたしが俳句を好きな一つの理由は、句会の中でのゆっくりした時間の流れだ。
今日の題の「春近し」は春の季語ではなく、冬の季語だそうで実は驚いた。
春の季語だと思ったので「頬なぶる、風ふんわりと 春近し」の句を、先生が
「頬なぶる、風まだかたく 春近し」と添削して下さった。
 俳句は「見て、聞いて、感じた、季語を活かした自然を多く、身辺の句はあまり
創らないこと」とお話しなさったが、感性を高めるためにも、物書きとして俳句は
とても良いと感じる。でもわたしの句は、句会の当日か、その前日につくるが、先輩
達は相当練ってつくるようだ。感覚的なわたしは多分、これからもずっと変わら
ないだろう。いずれにしても、これからもずっと続けたいと思っている。

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