ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

幸せに生きるために 22

2016年06月19日 | えっせー
 ☆ 家庭をエネルギー生産の場にするために
 そのためには相手の気持ちを考えずに、口に衣を着せずにずけずけ
と言わないことが、もっとも重要な事だと思います。
 それには家族が発するノンバーバルな(態度や表情、しぐさなど
言葉以外のもの)ボディランゲージ(身体用語)を、素早くキャッチ
できる、感性を磨くことも大切でしょう。
 少し注意をすれば、機嫌の良し悪し、体調の悪さなども、何も聞か
なくても必ず感じとれ、労わりや、ねぎらいの言葉などもかけられ
気分を和ませる効果があると思います。
 そして、心ならずも相手を傷つけたり、不愉快にさせたり、苛立て
させたりすることが、きっとなくなることでしょう。

 また、何かして貰っても、そんなことは当然だと思って、感謝の
気持ちを現わさない人も、実は案外多いようです。 
 私は思います。毎日一緒に暮らす家族だからこそ、お互いに気分よく
平和で幸せに過ごせるためのコツは、「ありがとう」と「ゴメンナサイ」
の言葉が必要ではないかと。「感謝」の反対語は「当たり前」だそう
ですが、感じたらてれないで、すぐに言葉にしては如何でしょうか。
 私達老夫婦はほとんど喧嘩したことがないのは、お互いにすぐに
その言葉が出る習慣があるからではないかと思っています。

 認知症の夫と満6年間暮らして、心理カウンセラー的見解からも随分
勉強をし、日常心して対応しているためか、お陰様で未だに夫は
「認知症の優等生」です。それから、「お早う」「行ってきます」「お休み
なさい」などの挨拶はとても大切なものですね。
 大切な家族だからこそ、ほんの一言だけで、家庭はお互いを癒せる
「エネルギー生産の場」になることでしょう。
 ことに男性方、心して下さいね。毎日一所懸命に料理をしてくれる奥様や
お母さんに「美味しいよ」の一言は、これからのヤル気を育てるため
「最高のプレゼント」であることも決してお忘れなく。

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