ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

私は一生「エイジレス・ベービー」

2016年03月29日 | えっせー
 戸棚を整理していたら、インドの先生のお写真が出てきて、それを
見ながら、色々な事を思い出した。
 主都デリーのアシュラムに滞在したときは、先生は色々な所へ連れて
行って下さったが、物凄いお金持ちらしい家を訪問したことがあった。
 ヨーガの先生はカーストが高いのか、足元にひれふし、キスされて
挨拶を受けることもしばしば見た。私はどこに行っても、何を見ても
面白くて不思議でならず、それが表情に出るのか、先生はそんな私を見て
「ユア、エイジレスベービー」とよく笑った。
 そう言えば娘と一緒に歩いているときにも「ママ、そんな目で人を
見ないの」と、良く言われたので、「実に的を得た表現だ」と私は
ビックリしさすが先生、私の本質を見抜いていると感心してしまった。


 自分でも「ちょっと幼すぎるんじゃやないの?」「ふつうの人は
そう感じないじゃやないかしら?」と多々思うし、「ガマン、我慢
しなければダメよ」「そんなこと言わないの」など、自分を戒める
ことが実に沢山ある。もしも自分の気持ちに正直であれば、私は我儘
だし、一般常識とはかなりかけ離れた変わり者かも知れない。
 そうバカでもないから、日常生活は自分なりに絶えずコントロールが
必要で欠かせない。また思ったこととは、反対の言葉が出ることも多々
あり、大勢の人の前で話す時には、相当注意している。

 でもそんな幼児性?と、言語障害(例えばスマホの充電の音を聞くと
「あ、スマホが満期になった」とか「どっちへ行けばあっち側に行ける
のかしら?」「00はこうだから、ああなるのでしょ!」など、後で考え
ると自分でもかなり可笑しいと思う。
 家では瞬時にいつもこんな頓珍漢な言葉と、おつちょこちょいで何か
を落としたりして、絶えず「キャーキャー」言っている。
 それが夫の私をからかう材料や大笑いの元で、我が家はいつも笑いが絶えない。
そんな私の言動が程良い精神的な刺激になって、そんな意味では夫が
「認知症優等生」なのは、心理カウンセラー的対応だけでなく、私の
「天然ボケ?」が相当効を奏しているのは確かだ。
 今更変えることはできないし、だからこのまま「天真爛漫、言語障害の
エイジレスベービー」でいようと思っている。

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