ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

若々しく元気な高齢者になるために 27

2016年03月15日 | アドバイス
 ☆ 運動の効果  頭を活性化する 1
 運動機能の衰えは、女性は40代後半、男性は50歳位から始まる
ようだが、一言で言うと老化もそれに連れて加速度が進むようだ。
 習慣的に運動をしている人と、そうでない人とは、年齢と共に
だんだんその差が大きくなるようだが、身体面だけではなく、頭
の老化にも大きく関わっているようだ。

 何年か前まで脳細胞は20歳過ぎると、「脳細胞は一日10万個
死んでいく」と言われていたが、最近では高齢でも使うことにより
脳細胞が増えることが分かったそうだ。
 また20代からダンス30代からヨーガなど、長年運動を続けて
いる自分自身を省みても、確かに記憶力や記銘力や衰えたとは思うが
感受性、洞察力、創造性などは、決して衰えていないと思っている。

「運動すると、大脳の前頭葉の後ろになる「運動野」からの指令で
行動が起きるが、アメリカのフィータローン教授の実験では、89歳
から91歳の男女7人8週間、足の筋力トレーニングをさせた。
 すると大腿部にある筋肉の「大腿四頭筋」は、平均で11センチ
も厚さが増え、膝の屈伸も8センチ増加した。
 それはたとえ超高齢者でも、筋力を鍛えれば、増えると言う実証
になった。「脳から老化を止める(40歳過ぎても脳細胞は増やせる)
 高田明和著 カッパブックスより。」

 しかし超人としか思えない「三浦雄一郎さん」は別格で例外
としても年齢を重ねれば重ねるほど、私は運動は必要だと思って
いる。何故なら、運動は体の中だけではなく、心のエネルギーも引
き出す効果もあるからで、運動習慣のある人と、まったく運動しない
人と比べると身体面だけではなく、精神的は若さも随分変化がある
ようだ。自分の体力や年齢と相談しながら、無理なく気長に続ける
運動は必ず頭の老化や、感性の老化にも効果はあるはず。
 そのため、今まで運動をしなかった人も、ぜひ運動の習慣をつけ
て頂きたいと私は思っている。

 

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