ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

感情の起伏が激しかったお雛祭りの日

2016年03月04日 | えっせー
 今日はとても暖かい。3日間は何も予定がない、あまりに忙しかっ
た2月と違って、気分がウキウキした。
 今下高井戸シネマで、午後から「杉原千畝」をやっているので
見に行くことにした。世田谷線の山下は豪徳寺で、梅丘から一駅で
歩いても10分足らず。暖かいので歩くことにした。
 世田谷線は三軒茶屋から下高井まで、20分足らずの短い路線で
2両編成のカラフルな電車だ。山下駅で待っていたら、大好きな
ショッピングピンク色の電車が着た。別に車内はまったく変わらないが
私はなぜかとても嬉しく、ホームに入ってきた電車をパチリ。

 杉原千畝は有名だが、「みんながこのような人だったら、世界はきっと
平和で戦争など起きないだろう」と大感動した。
 やはり見て良かったと大満足。買い物をして駅に行ったら、また
ピンクの電車が待っていて、私は子供のように嬉しかった。

山下駅で降りたら小さな古本屋があり、電車の中で読むため、文庫本
の小説を3冊買った。すると1800円なので驚いた。
 高くても定価の半額なので「え?そんなにするのですか?」と聞いら
「古本ではありません、新しい本ばかりです」と、ムッとしたように言
われ「ゴメンナサイ、勘違いして」と謝って、1冊買って外に出た。
 中は狭くて本が少なく、すすけたような感じで、外から見てもとても
ふつうの書店とは思えない。

 ふと反対側を見たら、何と入り口に昔のミシンが並んでいた。
リサイクルショップらしいが、私は驚いてまた眺めてしまった。
 長年生きているが、わずかの時間でこんな色々な気持ちを経験
したのは初めてで、何だか可笑しくなった。

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