ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

海外旅行で感じた記録

2014年04月28日 | えっせー
 私は海外旅行が趣味だったし、仕事や勉強がらみも含めて、何回行ったか分
からないほど度々行ったが、今考えると思うと随分贅沢だったと思う。
 初めてヨーロッパへ行ったときから、宿泊したホテルに備えてある封筒と便箋で
その時感じたことをときどき書いたり、未来の自分宛てに手紙を書いたりしたが
それはかなりの数があったが、ほとんど整理したけど、整理をしていて出てきた
ので、懐かしくなり記録の一部分だけをご紹介しようと思いました。
 ★ オランダ、ベルギー 1997年5月3日 (クロウン・プラザホテル)
「オランダはまさしくお花の真っ盛り、スキポール空港へ着陸するときに見た
美しく広大なチューリップ畑に大感動。新緑の柔らかい美しさは、いまだかって
見たことがないほどきれいだった。アムステルダムからデンハーフに向かうバス
は、まるで広い花のじゅうたんのようで、どこまでも続いたタンポポも愛らしかった。
 キューケンコフ公園は、チューリップだけではなく、まさしく百花繚乱、夢の
ように美しかった。 風車がないのでびっくり!
 アンネ・フランクの家を見学した。アンネが2年間隠れて暮らした家に入って
密告されて強制収容所に送られるまで、時代に翻弄されたうら若いアンネの気持ち
が痛いほど感じ取られて、私は胸がイッパイになった。
 きっと、周りに咲くマロニエの花や、教会の鐘の音などが、外にでられないアンネ
が、どんなにか気持ちが癒されたのだろうと感じた。
 それにしても、自由とはなんと素晴らしいものだろう。
私にとって「最も重要なのは、自由であることをの喜び」、を痛感できた初めて
のヨーロッパへの旅は、忘れられないほど感動的だった」

 ★パリ一週間滞在個人旅行 1999年4月、23日 (ニッコー・ド・パリ)
「長年憧れだったジベルニーのモネの庭園、私の夢の一つがまた実現できた。
 パステルカラーのさまざまなお花が咲き乱れる広大な庭、モネの住居、本当に
美しくて、私は感動して体がしびれしばらく立ち尽くした。
 道路を隔て地下で連絡する日本庭園は、川を引きこんだそうで、想像以上に広く
とても驚いたが、すごく情緒的だった。
 雨が少し降っていたが、そのためか花や、樹木がよりみづみづしく、まるで呼吸
をしているかのようだった。夢中でシャッターを切ったが、Yさんと二人で一体
何枚写真をとったことだろう。バスツアーできたので、あまり時間がないのが
残念だったが、ぜひもう一度来たいと思った。
 長年憧れだったジベルニーは、私の心の中に鮮やかに、強くインプットされた。
オランジュリー美術館は改装のため入れなかったけれど、パリを十分満喫でき
とても幸せだった。やっぱりパリ大好き!」
 その後二度個人旅行でパリを訪れ、ジベルニーへ行ったが、列車で行ったので
心行くまで見学できた。
★ イタリア オリエント・エクスプレスの車内で 2000年、11月13日
「記念のお誕生日はどうしてもベニスで迎えたくて来たのに、ホテル・ゴンドラ
クルーズなどすべてに幻滅し、さらに大雨だった。
 Sさんがしょげ返っている私を外のレストランに連れ出してくれ、乾杯して
くれたが、彼女のやさしさが嬉しかった。ベニスからローマまで、ドレスアップ
して乗る4時間の旅、ゴージャスな個室は本当に素敵だ。
 でも、日本人ばかりでがっかり!
初めて使った新しいトランクがカギごと外れびっくりし、困ったが添乗員さんが
ガムテープで張ってくれた。バースデイにそうなったのは、もしかしたら「あまり
海外へ行きすぎる、もう少しセーブしなさい」と、神様にい叱られたのかも…
 これから年齢を重ねる度に、心身両面の現役でいるためには、毎日の努力は
絶対欠かせないが、でも旅行先でもガンバっている自分に感謝できた。
 それにしても、こんな悪いイメージで憧れのベニスにサヨナラしたくないから
もう一度絶対に着たいと思った。」
 その3年後夫とほとんど同じコースのツアーに参加したので、オリエント急行は
二回乗った。
★ 2004年10月9日 カナダ バンフスプリングホテル
 「ローレンシャン高原の紅葉は、本当に美しく素晴らしかったし、水中飛行機も
スリルが合って面白かった!6泊したホテルはすべて5つ星、飛行機はビジネス
クラス、夫と二人で生涯最高のデラックスな海外旅行ができた。
 一度は泊まりたかった、カナデアンロッキーの憧れの、素敵なエリアにある
「レイクルーズ」ホテル。朝夫と散歩したら、ピンクの雲が素敵だったが、でも
秋のカナデアン・ロッキーは、色彩がモノトーンで寂しかった。
 このホテルも憧れだったが、内容的には少々期待外れだった。
リムのことを思うと、夫が傍にいるので、絶対ホームシックにはならなかったが
何だか早く帰りたくなった。きっと寂しがっているのだろうなあ。
 それにしても…すべて実現できた幸せな私は、やっぱり神様に感謝できた。」

※ こんな経験ができた私はとても恵まれていたと感じていますが、どうしても
 行きたいと思ったら、我慢できずスケージュールを調整し出かけました。
  でも、それだけスタッフにも恵まれたいたことを、改めて感謝しました。

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