ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

パリ・フリータイム格安ツアーに参加して 6

2014年01月05日 | えっせー

 ランチを済ませて、もう一度「ノートルダム・ド・ラ・ミラキューズ教会」
へ行ったが、その教会はそれを持っていれば、幸せになると言う「メダイ」がある。
その「奇跡の幸せ」を求めて、世界中の人がくるという、大変有名な教会らしい。
建物間の細く長い通路の奥にあつたが、クリスマスの飾りつけがしてあった。
私達はそこの教会で座り、敬虔な気持ちにしばし浸った後に、売店でその有名
なメダイを買い求めた。差し上げたいなと思う友人達の、幸せそうな笑顔を思い
浮かべながら選んだ。
※教会

帰りはまた地下鉄で帰ったが、初めて地下鉄に乗った10年前より、黒人が
随分少ないと感じた。地下鉄を降りてホテルまで帰るどの道にも、車が沢山駐車
していて、信じられないことにまったく車間距離がなく、バンバがピッタリついて
停めてある。パリでは駐車場がなく、そのため道路に止めるそうだが、どの道路も
両側に沢山止まっていた。たとえ道路に止めてあっても、キチンとお金を払って
いるそうだ。
※道路に駐車している車

その夜は「エッフェル塔のディナーと、リドのショー」のオプシュナルツアー
に参加した。一度ホテルに戻りドレスアップ?して、タクシーで出かけたが
道路がものすごく混雑し、集合場所には制限時間ギリギリに、ようやく間に合った。
参加者は8名二組のご夫婦、私達3人それに男性が一人だったが、ところが道路
混雑で一人参加の男性が遅れ、直接エッフェルに行くと連絡があり、私達はそこで
寒いところで20分も待たされたが、とうとう来ないため、レストランに行った。
大勢が塔に昇るため並んでいたが、私達は予約してあったようで、すぐに登れた。
レストランは58階にあり、夜景がとてもきれいだった。
そこは日本で懐石料理を修業したシェフがつくっているそうで、日本の懐石料理の
テクニックが沢山入っているそうだが、パリでは珍しいオープンキッチンだった。
私の想像通り前菜、主菜、デザートだけだったが、主菜は鳥の胸肉で味付けは良
かったが、ランチのオムレツがまだ胸につかえているようで、私には食べられず
付け合せの長芋だけ食べた。ワインを飲んでもあまり美味しくなく、私は「空腹が
何より大切」なことをパリで改めて痛感した。
※ レストランからの夜景

一人参加の男性からは、直接リドに行くと連絡が入ったそうだが、とうとう最後まで
顔を見せなかった。費用は2,6600円、それを棒に振ったのかと思ったが、それも
また仕方がないのだろう。リドのショーはさまざまなダンスがあり、あまり広くない
ステージの舞台装置の素早い変換が見事で、コントも観客参加のショーもあり、それ
なりに楽しかった。私は以前ムーランルージュのショーを二度見たが、ステージは
そちらの方が広いような気がしたが、おそらく10年前のショーは、ダンサー達は
一人残さずトップレスで、本当に美しかったことを思い出した。
リドではその一部だけが、トップレスのダンサー達だった。
ショーが始まる前に、T子さんやN子さんは私に「またパリに着ましょう」とか
「二度あることは三度ある」など笑いなから何度も言ったが、私はだんだん認知症
が進んでいく夫を置いては出かけられない。おそらく海外は今回が最後だと思ったが
一時は躊躇したが、やはり思い切って来てよかったと思った。

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