ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

秋が好きになったのは?

2008年08月26日 | Weblog
 
   ☆ こころの語源はコロコロ変わるから
 このところ日が短かくなったが、ことに朝早く起きるわたしは、夜明けが
遅くなったことを感じる。日が短くなるのは嫌だが、秋が大好きなのでそれは
嬉しい。少女時代には春が一番は好きで、そして次が夏だった。
 夏休みも終わりに近くなり、虫が鳴き始めると、「もう夏が終わってしまう」
と淋しくてたまらなかった。でも今の年齢になると、春の次には夏ではなく
秋になったが、それはもしかして、夫の影響かもしれない。
 結婚した当初彼は夏まけがひどく、夏になると毎日頭痛に悩まされていた。
そのためわたしは、本を読んだり、人に聞いたりして、夏まけに良いと言う
あらゆる方法を、彼のために試した。その頃はまだサプリメントなどなかった
大昔のことだ。漢方薬を煎じたり、キャベツを細かく刻んで、すり鉢ですり
それを布巾で絞り飲ましたりした。(ジューサーもなかった)それは何年続いた
ことだろう。まだ若かったわたしは、夫のために数えきれないほど、いわゆる
民間療法を試みた。すると、あれほどひどかった彼の夏まけが、だんだん良く
なったのは、体質が変わったのかも知れないが、すっかり健康になった。
 そしてまだ冷房もなかったその頃は、(早く涼しくならないかしら)と、夫の
ために思った。そして気がついたら、秋が大好きになっていた。
 わたしは秋生まれだったが、秋は淋しいからだ嫌いだったのに……
すると秋の良いところばかり目につくようになったが、人生の秋のわたしには
もしかして秋が最もふさわしいのかもしれない。



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