ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

能里子のワンポイントアドバイス

2008年06月28日 | アドバイス
    ☆ カルシューム不足の日本人
 日本は火山灰国のため、土壌や水に含まれるカルシュームの含有量は大変
少ないそうです。ですから、日本の土壌で生育する動植物は、他の国と比較
して、すべてのカルシュームの含有量は低いのです。
 ところが日本は海に囲まれた国ですから、かっては小魚や海藻類をよく食べ
また青い野菜類なども(ビニールハウスではなく、直接日光を受けた露地もの)
多く食べていました。それでカルシュームを補っていたのですが、食生活の変化
とと、だんだんカルシュームの摂り方が少なくなってきたのです。
 さらに日常食べている加工食品(豆腐、チーズなどさまざまなもの)に含ま
れている燐酸と体内で結合されるため、りん酸カルシュームとなって、体外に
排泄されてしまうようです。日本人のカルシューム摂取必要量は以前一律に
600グラムでしたが、その頃でさえ800グラムは必要だと言われていました。
 最近では年齢と性別で、多少の変化があるようですので、関心がある方は
PCで厚生労働省の「各栄養の摂取量」を調べて下さい。
 カルシュームは体にとって、五番目に多い元素であり、体全体の2%を占めて
いると言われています。これが不足すると、さまざまな弊害があると言われて
いますので、ご紹介しましょう。
 1 ストレスを受けやすくなる。
 2 頭の働きが低下する。
 3 情緒不安定になる。
 4 骨折しやすくなり、骨そしょう症の原因になる。
 5 抵抗力や、免疫力が低下する。
 6 歯が弱くなる。
 7 肌が荒れ、皮膚が乾燥しやすくなる。
 8 目が疲れやすく、視力が落ちる。
 その他カルシューム不足が原因で引き起こされる可能性が高いのは
心臓疾患、糖尿病、腎臓結石、不眠症、じんましん、貧血などですが、とても
一度に書ききれませんので、この続きはまた明日にしましょう。

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