ヒーリング この不可解なもの ４回

　　☆　友人からのメール
　わたしが「ヒーリング」について書いて二日目に、友人からこんな
メールが入りましたので、抜粋してご紹介しましょう。
「ご助言有り難う。最近その人の態度は大分変ってきました。
おっしゃるとうり、その人も悩みの多い人だったのです。他者の幸せ
を祈ることが、自分の幸せにつながることは確かにあると思います。
　わたしもその人の幸せを祈れば良いのだと思いました。これまでズット
恨んでいましたから。癒しというのは学問では得られないものですね。
　そのように考えを転換させていただいて感謝です。
そうすると自分も辛くならない訳ですから。理論外のエネルギーがあり
必要な時に働いて助けてくれる、ということは確かにあるようです。
　お陰様でまだ解決したわけではありませんが、状況は大変よくなって
きました」、わたしはお役に立って嬉しくなりました。

　彼女は学者ですが、人間関係で困っていたので、わたしなりにアドバイ
スをしたのですが、その通りにしたら、相手の態度も変ってきたそうです。
　アドバイスしたことは、相手を恨んだり、憎んだりしないこと。
相手に敵意を表さず、ふつうに接すること。できたらその人の幸せを
祈って上げることなどでした。そしてわたしは恩人でもある友人と、その
相手のお名前を聞いて、その関わりが改善されるように「遠隔ヒーリング」
を送ることを約束したのです。無論彼女が相手に対する考えが変ったことが
問題解決への近道でしょうが、でもやはり見えないけれど、心の使い方に
よっては相手も変ることは紛れもない事実です。
　友人には今月イッパイ毎日わたしなりに真心を込めて「遠隔ヒーリング」
を送ることを約束しました。でも友人お役に立てたことはとても嬉しく
わたしはその日は、とてもハッピーな気分でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　能里子