ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

お花に会いたくて

2007年01月22日 | Weblog

    ☆ 神経が磨耗して
 前の日は街コミュニテイのスタジオでの講演、そして昨日はスタジオの
ヨーガのレッスンの後にカウンセリングケースが二時間、さすがに
ちょっと神経が疲れた。すると急にきれいなお花が見たくなった。
 そしてお花屋さんに「神経が疲れたから、きれいで華やかなお花が欲しいの」
と電話で注文した。もう長年取引をしているので、わたしの好みは十分
よく分かっている。間もなく深紅の大きなバラが届いた。
 わたしはコーヒーを飲みながら、そのバラをじっと見つめた。
何て美しいのだろう。お花は見られるのがもっとも好きで、幸せだと言われ
ているが、それを見ているわたしも、こわばった気持ちが、だんだんやわらかく
解きほぐされ癒されてくるのを感じる。でも鼻を近づけてもまったく香りが
ないのが残念だ。思い出せば幸せなことに、わたしは本当にバラに縁があるようだ。
   ☆ やっぱりバラが好き!
 去年のバースデイにもバラの花が沢山届いたし、何年か前に自分へのご褒美を
かねて出版記念のパーティを開いたときは、溢れるようなお花をいただいた。
 出席した方に配ったのに、まだ沢山あってスタジオも家の中もお花だらけ
だった。わたしはその中から今日と同じ深紅のバラを、その日お誕生日
だった自分の年齢の数だけ、贅沢に切ってバスタブに浮かべた。
 あの頃は今と違ってバラはもっと香りがあった。むせ返るような香りと
バラが体にまつわりついて、まるで女王様になったような幸せな気分に
なった。もう10年以上前なのに、それは決して忘れられない楽しい思い出だ。
 大好きなチャイコスキーの曲を聴きながら、一人静かなコーヒータイムに
美しいバラを見つめる至福の時間、こんな素敵なひと時が、いつもイキイキ
して元気な自分でいるためのエネルギーをチャージしてくれるのだろう。
                            能里子

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