女装子愛好クラブ

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性欲は精神愛か、肉体愛か、両方か

2019年07月13日 | ★女装の本・雑誌
『戦後日本女装・同性愛研究』矢島正見編著 中央大学出版部

会員名簿からの演劇研究会会員43名の考察

昭和40年代、女装クラブの嚆矢となる富貴クラブの前身は「演劇研究会」というものでした。
たしかに、演劇や歌舞伎は化粧に親和性があります。

その演劇研究会においてメンバーへのアンケートがありました。
それが女装者に対しての性欲アンケートです。
これを50年後の研究者がまとめています。
以下は上掲書からの引用です。


第7節 性欲は精神愛か、肉体愛か、両方か
肉体愛は次のどれを望むか
抱擁・接吻・口淫・相互手淫・股間淫・肛門加虐被虐

「性欲は精神愛か、肉体愛か、両方か」という質問がある。「精神愛」との回答は2名、「肉体愛」は15名、「両方」は11名であった。
ちなみに、「精神愛」との回答の一例は、「いまだ処女ですので肉体愛はわからない。開眼さし[せ]てくれる方があらわれることを期待します」というもので.体験後は肉体愛もしくは両方になる可能性大である。

また、「肉体愛」の回答では、単に「肉体愛」と書かれたものが圧倒的であったが、「精神愛のみではつまらない。文通や写真交換でお互いの気持ちが通じれば、肉体的結合へ進むのが当然と考える」.「口常は正常なる男性としての行動、女装時のみ女の気持ちで性欲を持つ。故に精神的なものより激しく欲情を満たす肉体愛を選ぶ」という回答もある。

「両方」の回答では、やはり単に「両方」と書かれた回答が圧倒的であったが、「精神愛50% 肉体愛50%」、「両方である。しかし自分が女装し男装の相手と対する時は精神愛が多く、自分が男装(又は女装)で美しい女装男子と接する場合は肉体愛である」、「両方。但し女装して真の女性から求められる肉体愛でしょう」という回答もあった。ここにも、複雑なところが垣問見られる。

ところで、この質問に続いて、「肉体愛は次のどれを望むか 抱擁 接吻口淫 相互手淫 股間淫 肛門 加虐 被虐]という質問がなされている。
かなりきわどい質問であるが、質問自体から、女装者や女装男子愛好者の性的行為・技巧に、
抱擁、接吻、口淫、相互手淫、股間淫、肛門があるということがわかる。
また、これとは別カテゴリーとして、加虐と被虐というSM行為のあることがうかがえる。

(中略)

 合計すると、抱擁20.接吻16、口淫11、相互手淫7、股間淫9、肛門10、加虐4、被虐7、である。
異性愛者の男女の性的行為に較べ、また同性愛者の性的行為に較べ、女装者ならびに女装男子愛好者の性愛行為では、回答者26名中9名と、股間淫が多いことが挙げられるであろう。
この股間淫のなかには、松葉ゆかりのライフヒストリーにある「レンコン」という技法も含まれているのではないかと推測し得る。

なお、女性とセックスすることを想定すれば、「膣」という項目があるはずなのだが、それが質問項目として想定されていないところが、「演劇研究会」の会の特徴なのかもしれない。

戦後日本女装・同性愛研究 矢島正見編著 中央大学出版部
会員名簿からの演劇研究会会員43名の考察



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