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玉肌日記

2021年01月09日 | 玉肌日記
【草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)】
再びの草津温泉。ニュースを見ていて思うのは今年は北陸中心にクマによる被害が多く出ていること。北陸ではないが、同じく群馬県のみなかみ町では深夜の露天風呂に向かったところクマと遭遇!という事件が発生(軽傷とのことで、なによりです)。宝川温泉汪泉閣と報道にあるが、それは大露天風呂が有名なところ(当方は未訪問)。深夜に独り、その大露天風呂に浸かりたい気持ちは非常に分かるが、クマ・リスクがあるともなるとこれは怖い。こちとら入浴なのでマッパ(=真っ裸)な状態でクマに襲われるのは本当に御免被りたいが、この写真のような開けたシチュエーションでは時節柄どうしてもクマ・リスクを考える。しかも深夜、その闇と同化したクマが突然現れたら…。クマに遭遇した際に重要なのは「動かないこと」なので、入浴中であれば動かずにずっと温泉に浸かり続けるべし。なのだが、草津の湯は熱く、クマが早く立ち去るのが先かこちらが上気(のぼ)せるのが先か。極度の近眼な当方にとって、草津の湯はメガネレンズに大敵なので草津に限っては入浴時に眼鏡を外すが、これではクマの出現さえ分からないながらも、どうしても周囲を警戒。露天風呂から出た状態で遭遇した場合、距離がある場合は背中を決して見せず、ジリジリと後退するのがセオリーだが、マッパでタオルで前を隠しながら(クマ相手に敢えて隠す必要ないが)冷静に後退できるか?近距離の場合は頭を手で覆い、地面にうつ伏せになるのがセオリーのようだがそれもできるのか?などなど、様々なシチュエーションでのクマ防衛策を考えていると、せっかくの温泉入浴も全く落ち着かない。しまいにはアホらしくなり、すくなくもと襲撃リスクは圧倒的に低いと思われる内湯へと移動。こちらの湯は万代鉱を引湯しているが、泉質素晴らしく、しばらく硫黄臭が残る。嗅覚に優れる(人間の2000倍、警察犬の10倍と言われる)というクマは硫黄臭、さらには硫黄臭をしたヒトを好むものだろうか。
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