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玉肌日記

2016年07月09日 | 玉肌日記
【関温泉(新潟県妙高市)】
燕温泉から下ったところにある、こちらも小規模旅館数軒という温泉街で、燕同様になんだか活気の無い、うら寂しい雰囲気がなんともシビれるのだが、温泉街にある駐車場を見た瞬間に”ここもイケる”との確信が...。というのも、その駐車場が全体としてここの温泉の色である赤褐色に染まっていたからであり、廃湯なのか蒸気によるものなのか、駐車場の路面まで...という状況に期待感は一層に高まる。その色をそのまま浴室にしたのがこの写真のとおりだが、全てがこの湯の色に浸食されているという具合。析出物も多く、期待できるが、入浴するに何とも熱い!温泉成分表上の泉温は48.6℃ながら、この付近は「100%源泉掛け流し」を標榜しており、たしかに結構なる投入量にてそのため熱い!こちら、女性浴室の暖簾には”子宝の湯”とあるが、一般的な子宝の湯の傾向としては39℃程度の温い温泉が一般的なのだが、ここはなにより熱い!露天風呂で涼めれば、とも思うが、露天もなく、浴室全体がサウナ状態で、これも熱い!ただ、この特徴的な湯の色と比較すれば、味や臭気は控えめであり、微妙に塩味、さらには鉄臭と石油臭。湯中を見遣れば、相当なる赤褐色の粉上の湯の華が舞っており、それが浴槽下部に堆積し、濃厚感は充分すぎる。pHは6.3と中庸、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。
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