経済縮小の時代

ひっそり生活している中年ニート(個人投資家)の日記です。
内容は貯蓄・投資、参考になった本そして映画・漫画・ゲームなど

エンゲル係数

2016-08-26 17:17:23 | 日記

・朝日新聞の受け売りですが
2か月ほど放置していたので一度更新してみます
7月16日の朝日新聞・天声人語、日本のエンゲル係数が上昇基調に転じているという話が

エンゲル係数、家計の消費支出に占める飲食費の割合の事で
「食う」は節約するといっても限界があるからエンゲル係数が低ければ低いほど
「食う」最低限の生活から解放されているという見方です

朝日新聞以外でもこのネタを扱っている記事がありました

このエンゲル係数が円安傾向と併せるように上昇しており
月ごとの集計で25%を継続して超えるようになったとの事です

朝日新聞・天声人語によると最も低かったのが11年前、(2005年でしょうか?)
の23%ということで

・働く≒食うのルーツを見つけた?
よく働く事を食うと言いますが平成日本「食う」の負担ってそれほどでもないような…
引き続き朝日新聞・天声人語からですが
このエンゲル係数、明治時代は60~70%で推移したとの事
昭和初期に50%に改善した後
太平洋戦争敗戦による窮乏で60%に悪化
戦後復興と高度経済成長で劇的に改善、20%台の現在に至るという経緯のようです。
敗戦時は極端ですから昭和初期のエンゲル係数50%…
これなら働く⇒食うためだ!となりますよね…

故水木しげる先生原作のアニメ、

墓場鬼太郎から

鬼太郎の鉢巻きには「めし」の文字が

食うために強大で危険な怪物「水神」と対峙するというシーンです
作中では昭和30年代あたりのはず、
戦後の混乱期は抜けたとはいえ「食う」でアップアップだった?

・今も余裕はありませんが…
エンゲル係数が20%台まで改善した平成日本
今は食うより「家賃」に追われているような…
しかし食えないと同じくらい寝れないというのは辛いでしょう
またまた朝日新聞から、連載小説「春に散る」でこんな一節が
主人公・広岡が若い頃のアメリカ生活の件で

食べることはできても、部屋代を払えなくなり、

あと週刊少年ジャンプのエロラブコメですが「ゆらぎ荘の幽奈さん」
出だしは主人公が「家賃がめちゃくちゃ安い部屋!」を求めているというモノでした

結構前になりますが映画チョコレート、ハル・ベリー演じるレティシアが家賃を払えず部屋を叩き出されますが
「食う」には困っていないような…むしろ食い過ぎでブクブクの子供に手を焼いているという描写も

アニメ・小説・漫画・映画、生活に困っている≒家賃に困っている
こういった描写の積み重ねが影響して
現実世界でも怠惰な人物への叱咤の言葉が
「どうやって食べる気だ」から「どうやって家賃を払う気だ」に変わる日も来る?
それともエンゲル係数の最良値は23%でこれからどんどん悪化していき
「どうやって食べる気だ」が実態に即した状態に戻る?

・投資にはどう関係する
当方が好きな貴金属投資
「どうやって食べる気だ」⇒エンゲル係数上昇(悪化)の方が有利と思われます
金など貴金属、一次産品の代表ですので食料等の輸入品に併せて値上がりする可能性大
「どうやって家賃を払う気だ」⇒エンゲル係数低下(改善)
これは逆に貴金属など一次産品は不利になるかと思われます

〆に簡単にまとめてみます

未来予想
「食うに困る」が戻ってくる(エンゲル係数上昇)⇒金など貴金属
「家賃に困る」が加速する(エンゲル係数低下)⇒株・不動産

当方はこのように考えております


経済成長の恐怖に気付いた?

2016-06-25 17:25:52 | 日記

・イギリスのEU離脱
6月も終盤、そろそろ更新…と思ったらビッグイベントが
現地時間23日のイギリスの国民投票でEU離脱派多数という結果に
正直なんだかんだと残留と思ってましたが…
官僚主導のグローバル化に「待った!」
重要な転換点になるかもしれません
一億総保守の日本だと「官僚主導のグローバル化」これしか道は無いとなりますが
イギリス現地市民はかなり困っていたという話も

イギリス国民が世界恐慌を起こしてでもEU離脱を希望した理由

人種差別というわけではなさそうで

今サッカーのユーロが開催されておりますが

非白人のイングランド代表選手というのも大分前からいますしね
英語もできない移民も少なくないという話もありますが
やはり英語の国というのもイギリスをチョイスする一因になっているようです
「自国語が世界共通語に」何にしても負の側面というのはあるんですねえ…

「経済のため」というお題目で日本でも移民受け入れという話もありますが
地理と言葉でイギリスのように元からいる住民が困るほど移民が押し寄せる事は無い…
楽観的に考えすぎ?
今回の投票結果でガクンと円高に振れたように「日本円の魅力」で移民が押し寄せる展開も有り得る?

・円高⇒投資には不利ですが…
イギリスという重要な国で
官僚主導のグローバル化に「待った!」
日本はもちろん世界各国で株価急落、円高という展開に
そんな中ドル建て金価格は1263.1ドル⇒1322.4ドルという値動きです
かなり円高に振れているので円建てだと大して変わらないのですが
日本円を増やすのは容易ではありませんな

日本だと国単位での自給自足は不可能ですので
(先進国は総じてアウトと思いますが)
今回のイギリスのように保護主義的な流れは不都合でしょう
しかし移民の流入による地価高騰と公共サービスの低下、誰のための経済という問題も
イギリス庶民が「経済成長の恐怖に気付いた」とも取れる?
今回のイギリス国民投票を受けてドル建て金価格が値上がり
前にも書きましたが金(ゴールド)、日本という国全体だと下がれば下がるほどいいんですよね
乏しい資源、ハイテク工業、行き届いた規律・管理…日本は究極の先進国と言って良いのでは?

日本で金というと必ず出てくる感のある豊島逸夫氏、
やはり日本のエリート、今回のイギリスはEU残留すべきと訴えておられました
…ここまで現状肯定、穏健な見解をお持ちなら
「金(ゴールド)購入なんて陰気な事はやめなさい」
となってもいいような…
しかし豊島氏、東京オリンピックの頃には国内金価格7000円という話も
現在国内金価格は買いで4700円を切る水準
もうすぐリオ五輪ですので残りは4年になりました
もし7000円に達するなら穏健ではないシナリオになりそうですが…
官僚主導のグローバル化頓挫、究極の先進国・日本で大アクシデント発生とか
結局今回の件を受けてどうする?
安全資産の国債!…長期国債でもマイナス金利が常態になった感が
もう現預金以外だと金くらいしかないような…


やけに安いスパゲッティ

2016-05-01 21:23:02 | 日記

5月になったので一度更新しておきます

ディスカウントストア、トライアルのチラシを見ていると

気になる商品が

バーハルスパゲッティ(500g)税込89円

画像は他のサイトから

近くのスーパーに置いてるはごろものポポロスパ、計量要らずの結束タイプが

300gで税抜き98円、モノに問題無ければかなりお得です

しかしバーハルって聞いたことが無い…

ネットで叩くと出てきました

今更ですがちょっと検索するだけで何でも出てくる…

特に問題は無いようです。

トライアルに行きバーハルスパゲッティを購入、1キロも売っておりましたが単価は変わらないようですし

マズかったら…と思い500gで

原産国はトルコとの事

こういう食料品では聞いたことがない…

当方はスパゲッティ、テレビで仕入れたゆで時間短縮テクニック、2時間程度水に浸してから麺をゆでます

仕上がりは…特に問題ありません、明太子スパゲッティにしましたが美味しく食べる事が出来ました

この値段で味も問題無し、実は有害物質が!とかがなければこちらを選ぶだろうなあ

スパゲッティのファーストチョイスになりそうです。

・先進国紙幣は宝と言っても

ややこしい話をちょっとして〆たいと思います

トルコといえば新興国投資ブームで注目された国

ブームは終了し新興国通貨はゴミ、やっぱり円など先進国通貨が宝!

しかしスパゲッティだけですがこれはゴミとは言えないよなあ…

冷静に考えれば新興国の方々も何か食べて生活してるわけですから無価値のゴミしかないというのも変な話です

先週末ガクッと円高に振れましたが新興国通貨安に加えてどこまでも円高になればこういった新興国発食料品がタダ同然入手出来るので

それはそれでラクになりそうな…


そんな大変そうな計算…冷静に考えると構わないような

2016-03-14 21:02:36 | 日記

・週刊プレイボーイのコラムの話です
珍しく書くことが見つかったもので久しぶりの更新です
週刊プレイボーイを時々読むことがあるのですが
タレント&グラビアモデル杉原杏璃さんのコラム
「杉原杏璃の株ストーリーは突然に」というコラムが掲載されております
16年11号は基本中の基本PERとPBRについてでした。
PERの計算について
″そんな大変そうな計算、実は私もやったことありません″
との事
その後の記述も何か素人くさい…
・手を出すタイミングが大事?
″そんな大変そうな計算、実は私もやったことありません″
そんな事では…と思いますがプロフィールを見ると株で増やした資金で広島に家を建てたとの事
いつ買っていつ売るかが大事ですから別に良いのかも
木村佳子という株評論家の文に「物知り博士になって儲けられない」という一節も
杉原さんは23歳の時に株を始めたとの事、23歳というと2005年、その後の展開は07年にサブプライム問題顕在化
08年リーマンショック、…そのリーマンショックでビックリして株なんて…というのがよくあるパターンなのでしょう
若いですし早い時期に一撃というのはデビューとしては悪くなかったのかも
「いつ買っていつ売るかが大事」それが上手くできるなら指標・用語の説明は出来なくても構わない訳ですが


結局現預金が一番を信じる他無いが

2016-01-10 11:57:29 | 日記

2016年も明けて10日経ちました
一度更新しておきます。

株式市場、大発会から1週間経過しましたが5営業日続落、これは戦後初という不気味な話が
お約束で円高に振れておりますので「とにかく現預金」は崩れていない、ということに。
原油が暴落して戻るどころかジリジリ下げているので先進工業国にはプラス、とも取れるのですが
アメリカ株もNYダウ18000ドルが今回の相場のピーク?という雰囲気に。

株、リーマンショック後の底から6年以上が経過、こうなると大崩れを待ちたい気分に
商品、原油が30ドル台前半、金なども大分下げたが金÷原油の比率だと金も大暴落の危険アリ
結局現預金&短期債…これが狙いだろうか?
これにしてもアメリカの利上げというのもありますが既に株の弱気相場ナシは史上最長クラス
短期金利が整数になるまで危機は待ってくれるのだろうか
皆薄々思っている事でしょうが「危機を待たせている」それが市場操作なのかも?

しかし「アメリカの金利がある程度上がる前に株式が大崩れ」
その後どうなるのかというのは予想できないししても無駄なような…
もし株式が大崩れ⇒紆余曲折を経て米ドル=おカネじゃないとなると一次産品がモノをいう訳ですが
日本だとその時点で戦争も出来なくなるような。
「紆余曲折」があるからその期間を逃さず戦争、となるかも?
とにかく「供給過剰にならないモノは先進国通貨」日本だとこれを信じるしかないような。
従ってデフレは続く、中原圭介氏あたりに言われるまでもなく。
株式、年初から5営業日続落、中原圭介氏、去年の暮れに陰気な話をしており予想が当たりそうな雰囲気です、
(いつも話のトーンは暗く堅いのですが、デフレ万歳というのもありますが政治家になれない(ならない)一因?)
中原氏、弱気相場の入り口を当てるのは当てになりますが
何処が底で切り返すかは他の人を探した方が良いような

原油暴落など「先進国通貨が宝」が加速するという日本人には嬉しい展開ですが
それと裏腹に世の中どんどんキナ臭くなっているような…
次の弱気相場の底、といっても
「次の危機は予想するだけムダ」なので今の状態が続くのを祈るしかない?