昨日の最高気温5.6℃@東京。
一昨日までいた南の島、気温31℃。
その差、25℃で体コチコチでございます。
さて、昨日は高校サッカー選手権大会決勝。
<決勝戦 流通経大柏(千葉代表) VS 藤枝東(静岡代表)>
*流通経済大柏高校サッカー部 HP
http://www.ryukeifc.com/
藤枝東高校サッカー部 HP
http://formts.web.infoseek.co.jp/
両チーム共にパス戦術を主体とするチーム。
一見、同じようなチームであるが根底が違う。
藤枝東は「伝統に当てはめるパスサッカー」。
一方、流経大柏は「個々に当てはめたパスサッカー」を実践する。
「伝統に当てはめたパスサッカー」は型に嵌れば、滅法強い。
ディシプリンが発揮され、流れるようなパス回し。
ただ、そのディシプリンが発揮される為にはコア(核)となる選手が必要である。
(浦和レッズで活躍している藤枝東OB山田暢選手や長谷部選手時代と同様に)
今回の藤枝東のコアは、U-18日本代表でも活躍をするNo10河井選手。
河井選手に当てて展開するといった安易な戦術ではなく、
河井選手に当てずとも、彼の動きに連動させてペースを握るパスサッカー。
今大会においても、他選手は常に河井選手の動きを確認してプレーを行っていた。
だが、流経大柏守備陣の様な複数マークにコア選手が捕まえられると
その攻撃力・チーム戦術は力を発揮できない。
一方、流経大柏のパス戦術は、早くて短い、細かいパス戦術。
そして、常に3通りの選択肢があるパスルート。
コアの選手に当てて展開しない為、相手DF隊形にコースを絞らせず、
徐々に相手を混乱に陥れる。
大会得点王となった大前選手や上条選手、中里選手等といった
コアとなる選手はいるものの、あえて戦術核とした戦略を取らず、
各選手個性に合わせたパスゲーム。
その上、FWとDF間をコンパクトに保ち、相手ボールへの素早く
厳しい正確なプレスを実践。
それらを支える運動量も豊富。
結果は「4-0」で流経大柏の圧勝。
近年、優秀な人材がJリーグのユースチームに進み、
レベル低下が叫ばれる高校サッカー界。
4119校の頂点に立った流経大柏のサッカーを見る限り、
高校サッカーは、まだまだ捨てたものじゃない。
彼らの健闘に賞賛を。
一昨日までいた南の島、気温31℃。
その差、25℃で体コチコチでございます。
さて、昨日は高校サッカー選手権大会決勝。
<決勝戦 流通経大柏(千葉代表) VS 藤枝東(静岡代表)>
*流通経済大柏高校サッカー部 HP
http://www.ryukeifc.com/
藤枝東高校サッカー部 HP
http://formts.web.infoseek.co.jp/
両チーム共にパス戦術を主体とするチーム。
一見、同じようなチームであるが根底が違う。
藤枝東は「伝統に当てはめるパスサッカー」。
一方、流経大柏は「個々に当てはめたパスサッカー」を実践する。
「伝統に当てはめたパスサッカー」は型に嵌れば、滅法強い。
ディシプリンが発揮され、流れるようなパス回し。
ただ、そのディシプリンが発揮される為にはコア(核)となる選手が必要である。
(浦和レッズで活躍している藤枝東OB山田暢選手や長谷部選手時代と同様に)
今回の藤枝東のコアは、U-18日本代表でも活躍をするNo10河井選手。
河井選手に当てて展開するといった安易な戦術ではなく、
河井選手に当てずとも、彼の動きに連動させてペースを握るパスサッカー。
今大会においても、他選手は常に河井選手の動きを確認してプレーを行っていた。
だが、流経大柏守備陣の様な複数マークにコア選手が捕まえられると
その攻撃力・チーム戦術は力を発揮できない。
一方、流経大柏のパス戦術は、早くて短い、細かいパス戦術。
そして、常に3通りの選択肢があるパスルート。
コアの選手に当てて展開しない為、相手DF隊形にコースを絞らせず、
徐々に相手を混乱に陥れる。
大会得点王となった大前選手や上条選手、中里選手等といった
コアとなる選手はいるものの、あえて戦術核とした戦略を取らず、
各選手個性に合わせたパスゲーム。
その上、FWとDF間をコンパクトに保ち、相手ボールへの素早く
厳しい正確なプレスを実践。
それらを支える運動量も豊富。
結果は「4-0」で流経大柏の圧勝。
近年、優秀な人材がJリーグのユースチームに進み、
レベル低下が叫ばれる高校サッカー界。
4119校の頂点に立った流経大柏のサッカーを見る限り、
高校サッカーは、まだまだ捨てたものじゃない。
彼らの健闘に賞賛を。