華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

リハビリ看護師の喜び

2019年01月16日 21時10分29秒 | Weblog
今日は久しぶりに午前シフト。
昨夜は日付が変わる前に布団に入ったけど、いつも1時ぐらいに寝るのですぐに寝られるわけもなく、しばらくゴロゴロ。犬を押しのけながら寝返りを打ってなんとか寝た。Fitbitによると6時間弱寝ていた。まぁまぁかな。

仕事。
今日もポート3で勤務。こういう言い方をしてはなんだけど、今日はいい人たちとチームを組んだ。何も言わずとも率先して作業をこなし、協力が必要なものは手分けして、どんどん片付けていった。忙しくて座る暇もなかったけど、やるべきことは全部やった。それもきっちりやった。満足感高し。シフトは一緒に働く人に大きく左右されるわ。

ところで。
脳梗塞でうちの病院に来たおじいさんがいる。80歳。一人暮らしで、自分のことは自分で何でもできる人だった。だけど脳梗塞で効き手を含んだ右半身不随となり、排泄のコントロールも失い、言語障害も出ていた。来たばかりのころは自分でご飯を食べることもできず、何もかも看護師任せ。意識ははっきりしているだけに、うつ病一歩手前だった。
だけど一カ月ほどのリハビリを通じて、驚くほど回復を遂げている。一人暮らしだし、年齢が年齢なだけに施設行きは決定事項なんだけど、寝たきりではない。介助が必要ながらも立ち上がって椅子に座ることができる。まだ練習中だけど車いすのレバーを使って可動範囲も広がった。電動の車いすを買うことができたら外出建て可能になるはず。現場スタッフとしてここまで回復できるとは思っていなかった。
リハビリ病棟は今すぐどうこうという患者さんが来るところではない。ある程度の時間をかけて可能な限り運動能力を取り戻していくところ。回復が見込まれるから来るんだけど、高齢者が多く、思うようにリハビリができずに施設に行ってもらうこともよくある。だけど中にはこのおじいさんのように、予想以上の回復を見せる患者さんもいる。いろいろと思うことの多い職場だけど、患者さんがどんどん良くなっていく姿を見る瞬間は看護師として何とも表しがたい、嬉しい気持ちになり、この職場で良かったな、と思う。今日はそんな日だった。
おじいさんは近々施設に行くけれど、その日まで一生懸命お世話をするつもり。

帰宅。
帰ったらフェデラー戦をやっていた。もちろんかじりつき。いや~、見てて疲れる試合やった。どこに打っても球が返ってくる。負けてもおかしくない試合だったけど、勝ったのはやっぱりフェデラーだからということなんかね。ストレート勝ちなのに2時間半。いやはや。勝ってよかったー。

試合を見終えて犬の散歩。本当ならDの番だけど、きちんとした散歩をしてあげたかったので行ってきた(Dは自分がしんどい、または暑いとすぐに帰ってくるので)。
散歩から戻ったら夕食の支度。シェフDが腕を振るってくれるはずだったけど、自分の味付けのものが食べたくで私が作った。お肉の焼いたのと生野菜サラダ、ローストポテト。大したことない内容やけど、ちゃんと野菜が食べたい気分だったのです
.
食後はダラダラとテニスを見ながらゴロゴロし、9時からは「東大王」を見て、今はナダルの試合を見ている。早起きのせいでいい加減疲れてるんだけど、もう動くのがしんどくて見ている感じ。でもあと少しで終わりそう。終わったらベッドに向かおう。

明日は午後シフト。午前シフトも嫌いじゃないけど、朝ゆっくりできるのは嬉しい。久しぶりにコーヒーとか飲みに行きたいなぁ。どうかな。明日も暑くなるらしいし、Dが嫌がるかな。起きてから考えよう。
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